方向音痴ゲーマーのテップウ(@teppu_game)です!
質の高いストーリーと癒しの音楽で多くのファンを獲得した『コーヒートーク』の続編、『コーヒートーク エピソード2:ハイビスカス&バタフライ』がついに発売されましたね!
前作から3年後のお話になっていて、前作登場したキャラクター達の”その後”を知ることができます。
前作プレイ者としては、数年ぶりに友人に会えた感覚だよ!
さらに個性的な新キャラクターも登場!システム面では、前作の良かった点はそのままに、新たな要素が加えられています!
今回の記事では、コーヒートーク2をプレイした感想をお届けします。ストーリーに関するネタバレは一切しないので、安心してお読みください!
前作はプレイした方がいい?
前述した通り、本作は前作である『コーヒートーク』の3年後の物語になっています。
一応本作単体でもストーリーを理解できると思いますが、本作を100%楽しむためには前作プレイ必須です。
ゲームタイトルが『コーヒートーク2』ではなく、『コーヒートーク エピソード2』になっている辺り、制作側としても前作プレイを前提にしてるんじゃないかなと思いました。
前作をプレイしてハマった方であれば、間違いなく今作も楽しめるようになっているので、ぜひお値段も少しお手頃な『コーヒートーク』からプレイしてみてください!
良かった点
前作と大きく変わらないゲームシステム
楽しみにしていたゲームの続編で、余計なシステムが追加されてしまって「思ってたのと違うな……」とガッカリした経験はありませんか?
『コーヒートーク エピソード2』は新しい材料や「預かり物」という新システムは追加されましたが、余計なシステムは一切追加されておらず、前作ファンもニッコリなゲームに仕上がっています。
夜間のみひっそりオープンするコーヒー店「コーヒートーク」のバリスタとなり、温かい飲み物を提供しながらお客さんのお話を聞くというゲーム性は一切変わってないので、安心してプレイすることができました。
なお、ネタバレなしの記事となるためストーリーに関しては詳しく書きませんが、本作も「ほっこりとして少し考えさせられる」非常に質の高い物語となっています!
本作も日本語訳はバッチリだよ!
クオリティの高いドット絵とBGM
前作に引き続き本作も、ドット絵のクオリティが素晴らしいです。
キャラクターの動きや表情がコロコロ変わりますし、目線の動きも非常に細かく設定されているので、キャラクターが生き生きとしています。
特に、新キャラクターであるバンシーの「リオナ」は、なかなかおもしろい表情をするので必見ですよ!
キャラクターの動き以外にも、たばこの煙が立ち昇っていたり、着信があるとスマホの画面が光ったりと、細かいこだわりを感じます。
物語が進むと背景の棚に物が増えていくという仕掛けがあるので、ぜひ注目しながらプレイしてみてください!(僕は途中で気づきました)
また、コーヒートークと言えばドット絵なのにおいしそうに見える飲み物でお馴染み?ですが、本作で新たに飲み物のベースとして「ブルーピー」と「ハイビスカス」が追加されました。
ブルーピーは青色、ハイビスカスは赤色と、色鮮やかな飲み物が出来上がるので新鮮です。
全部飲んでみたくなるんだよね~!(奇抜な見た目の飲み物もあるけど)
トモダチルにストーリーズ機能が追加
前作からゲーム内のオリジナルのSNSとして「トモダチル」が登場していましたが、今作ではトモダチルにストーリーズ機能が追加されました。
ストーリーズ機能とは、分かりやすく説明するとTwitterのタイムラインです。(言っちゃった!)
ゲーム内のスマートフォンのトモダチルアプリから、常連のお客さんたちの日々の投稿を見ることができます。
SNSを仕事として使っているキャラクターがいたり、私生活が垣間見えたりと、キャラクターの個性をさらに引きだたせる素晴らしいシステムです。
常連客の友人同士でリプしてるのを見ると微笑ましいよ!
ストーリーズは毎日更新されるので、ついついチェックしてしまいます。
ゲーム内のスマートフォンはいつでも操作することができるので、お客さんの話を聞いている間にSNSをチェックするという、なんだか罪悪感のあるプレイを楽しめます……笑
気になった点
新システムの「預かり物」が少なめ
前作から新たに追加されたシステムとして、「預かり物」があります。
お客さんの忘れ物や、「次お店に来た時に渡してほしい」と言われて預かった物を、飲み物を提供するのと同時に渡すことができるシステムです。
前作と同様に、「正解の飲み物を提供できたか」でストーリーが分岐しますが、本作では新たに「預かり物を正しい相手に渡すことができたか」でもストーリーが分岐します。
預かり物を渡したときのリアクションが楽しいですし、常連客が多いコーヒー店という設定とマッチしていて、とても良いシステムだと思います。
しかし、思ったよりも預かり物の種類が少ないと感じてしまいました。
預かり物を増やすと、その分お客さんに渡したときのテキストが増えてしまうので大変だったのだと思いますが、おもしろいシステムなので次回作では数が増えるとうれしいです。
既読スキップでアニメーションはスキップできない
本作はいくつかストーリー分岐があるので、すべての物語を見るためには周回プレイすることになると思います。
しかし、既読スキップのひとつ残念なポイントとして、アニメーションはスキップされません。
たまに会話の合間にキャラクターが動くのですが、そこは待つ必要があるので少しだけテンポが悪く感じてしまいました。
とまあ正直、レビューを書くにあたって無理やり気になっ点を絞り出してみましたが、プレイ中は物語に没頭してるので気になることはありませんでしたよ!
レビューまとめ
- 前作コーヒートークが好きな人
- アドベンチャーが好きな人
- 癒しゲーを探している人
安定のコーヒートーククオリティといった感じで、前作にハマった人は絶対にプレイしてほしい作品でした!
ほっこりとしていて時に考えさせられる物語や、クオリティの高いドット絵・BGMなどの前作の良さをしっかりと引き継いでいますし、新機能のトモダチルのストーリーズがめっちゃ良かったです!
このままエピソード3、エピソード4と、いつまでも続いてほしいですね!
夜に温かいコーヒーを用意してプレイするのがオススメだよ!
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