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テップウ
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『Infernax』評価・レビュー|究極の選択を迫られるレトロ風探索型アクション

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『Infernax』評価・レビュー|究極の選択を迫られるレトロ風探索型アクション

方向音痴ゲーマーのテップウ(@teppu_game)です!

今回は『Infernax(インフェルナックス)』というアクションアドベンチャーゲームを紹介します。

本作はレトロゲームが好きな人、特にKONAMIのゲームが好きな人にぜひオススメしたい作品です!

悪魔城ドラキュラ好きな僕にはドンピシャでした!

『Infernax』をクリアまでプレイした感想を記載していきますので、ぜひ購入の参考にしてください!

このゲームを簡単に説明すると?
  • レトロゲーム風のアクションアドベンチャーゲーム
  • ステータスアップ、アイテム購入、スキル習得などの成長要素がある
  • プレイヤーの選択によって結末が変わるマルチエンディング方式
目次

本記事を読む前の注意点

レビューを読んでいただく前に1つ注意点があります。

本作は過激な描写が多く含まれています。

ゲームをスタートさせると下記の注意文が表示されます。

このゲームには正義の名のもとに行われる暴力行為、多量の流血表現、魅力的な半裸の悪魔など、未成年者には不適切な成人向けのコンテンツが多く含まれています。

本ゲームをプレイすると、上記の内容を暗黙的に同意したことになります。
よろしいですか?よろしいですよね?

よろしいですか?よろしいですよね?のゴリ押し感w

本作はドット絵のゲームなのでリアリティはあまりないですが、けっこう血がドバドバでます。

ボスの見た目もなかなかパンチがきいています。

人によっては気分が悪くなってしまうかもしれません。

本記事を読み進めると上記の内容に同意したことになります。よろしいですか?よろしいですよね?

これが言いたかっただけ!

参考までに、僕はグロい映画は見れませんが、本作はドット絵なので全然気にせずプレイできました!

良かった点

難易度を選択できる

インディーズのアクションゲームは難易度が高いイメージがありませんか?

レトロゲームリスペクトとなると、更に高難易度ではないか心配になってしまいます。

僕は高難易度で有名な『悪魔城ドラキュラ』好きを豪語してるくせに、アクションゲームが得意というわけではありません。

デス様に何十回もボコボコにされるくらいの腕前です。

そんな僕でも『Infernax』は割とサクサククリアすることができました!

理由は難易度を2段階から選べたからです!

「クラシックモード」と「カジュアルモード」から選べる

数年前の僕だったら、謎のプライドで「クラシックモード」を選んでいましたが……

アクションゲームがそんなに得意ではないことにやっと気づいたので、「カジュアルモード」でプレイしました。

本記事はカジュアルモードをプレイした感想になるのでご了承ください。

もしかしたらカジュアルモードでも、レトロゲームを全くプレイしたことがない人には難しく感じるかもしれません。

レトロゲームでよくある、以下の光景を随所に見ることになるからです。

▼レトロゲームあるある4コマ

目玉みたいな敵を倒しながら溶岩を飛び越えるぞ!
えいっ!(スカッ)
う゛っ

即死トラップが苦手な人は心が折れてしまうかもしれませんね。

でも大丈夫!本作は「カジュアルモード」から更に難易度を下げることができます。

その名も公式チートコード!

僕は幸い使用しなくてもクリアできましたが、ゲーム経験に支障をきたすレベルで難易度を下げることができます。

せっかく購入したゲームがクリアできない難易度だったら残念ですからね・・・!

誰にでもクリアできるようにしている、開発者さんの心遣いを感じました!

随所に感じられるKONAMI愛

悪魔城ドラキュラをプレイしたことがない方は、参考程度に読んでくださいね。

ゲームを開始して一瞬で分かりました。

開発者さん絶対『悪魔城ドラキュラ』好きだな!

ドラキュラをプレイしたことある方なら、この画面を見れば同じ感想になると思います。

ちなみに左上のハートはサブウエポンに使うものではなく、残機ですのでお間違いなく(笑)

よく見ると右上にミニマップが表示されていると思います。

本作はステージクリア型のゲームではなく、ステージが全てつながっているゲームです

アクションが増えて移動範囲が広がっていく、メトロイドヴァニアの要素もあります!

つまり、FC時代のドラキュラのグラフィックに、『月下の夜想曲』以降のメトロイドヴァニア要素を組み合わせた、ドラキュラファンにはたまらないゲームです!!

ちょっとした謎解きや昼夜システムもあるので「遊びやすくしたドラキュラⅡ」という表現が一番近いかもしれません!

更にドラキュラシリーズと言えば最高のBGMですよね!

本作のBGMもレトロ風でめちゃくちゃかっこよかったです!

そして極めつけは、ボス撃破後のこれだ!

画面真ん中にご注目

究極の選択を迫られる緊張感

本作の特徴は何と言っても、究極の選択を迫られるイベントが発生する点です。

ここから少し物語の冒頭に触れるので一応ネタバレ注意です。

まずゲームを始めてすぐの場面で、前からゾンビが近づいてきます。

「殺して!」と言っているので、まだ意識は残っているのでしょう。

そこで突然究極の選択肢が現れます。

「助ける」か「殺す」か……

ゲームとはいえ非常に重い決断をくださなくてはなりません。

非常に悩みましたが、ウォーキングデッド(海外のゾンビドラマ)で、こういう場面では慈悲深く殺してあげるべきだと学んだ僕は、「殺す」を選択しました。

すると、、、

ボゴッ!

思ったより容赦なくて泣いた

慈悲深さを感じませんでしたが!!?

もちろん「助ける」を選ぶと違った結果になります。ぜひプレイして確かめてみてください。

ゲームを進めていくとこのような選択肢がいくつも現れます。

何回も選択に悩まされました……!

本作の主人公は勇敢な戦士という設定ですが、選択肢によって善人にも悪人にもなれます。

プレイヤーの選択によってイベントが変化していき、エンディングも変化します!

日本語のローカライズもばっちりなので、世界観に没入することができますよ!

主人公の成長要素がある

本作は主人公が成長していく、アクションRPGの要素もあります。

主人公の成長要素
  • 敵を倒すと溜まる経験値を消費してステータスアップできる
  • 武器と防具を強化できる
  • 使用できるアクション・スキルが増えていく

メトロイドヴァニアのようなゲームなので、同じ道を何回も行き来することになります。

いつまでも序盤の敵に苦戦していたら悲しいですよね(笑)

本作は主人公がちゃんと成長していくので、最初は4発くらい攻撃しないと倒せなかった敵も、一撃で倒せるようになります。

主人公の成長を実感できてうれしくなりますね!

更にアクションやスキルが増えていくので、飽きづらいです!

気になった点

テンポが悪く感じる部分がある

レトロゲームを意識している影響かもしれませんが、テンポが悪いと感じてしまう部分がいくつありました。

まず主人公の移動スピードがそんなに速くありません。

メトロイドヴァニアのように1つのステージを行き来することになるので、「走ってくれ~!」と思います。

特に最近のヴァンパイアハンターのHENTAIな動きに慣れている僕としては、少しもどかしく感じました。

HENTAIが分からない人は「ドラキュラ ドゥエ」で検索してね!

中盤以降アクションが増えると移動スピードが改善されます。

また本作は昼夜システムがあり、時間経過で昼と夜が入れ替わります。

昼と夜で、敵や発生するイベントが変わる面白いシステムなんですが、切り替わるときに8秒くらいの演出が発生します。

毎日満月です

たったの8秒くらいですが、何回も見ることになるので飛ばせても良かったな~と思いました。

逆にこのもどかしさが、レトロゲームの気分を味わえていいのかもしれませんね!

セーブを分けることができない

本作は究極の選択を迫られるゲームなので、あとからこっちの選択肢を選んでおけばよかった・・・なんて思うこともあります。

しかし、本作は上書きセーブしかできないため、一度セーブしてしまうとその周回では後戻りができません。

マルチエンディングの条件にも関わってくるので、セーブを分けることができればよかったと感じました。

選択するときの緊張感は増すけどね!

方向音痴でも問題なく遊べる?

本作は「方向音痴でも問題なく遊べるか」について解説します。方向音痴ではない方は飛ばしてくださいね!

本作はメトロイドヴァニアのようなゲームなので、広いステージを探索することになるのですが、分かりやすいマップがあるので迷子になることはありませんでした!

一度通った場所は色が変わるようになっているので、漏れなく探索することができます!

方向音痴の方でも安心してプレイできます!

レビューまとめ

良かった点
  • 難易度を選択できる
  • 随所に感じられるKONAMI愛
  • 究極の選択を迫られる緊張感
  • 主人公の成長要素がある
気になった点
  • テンポが悪く感じる部分がある
  • セーブを分けることができない

繰り返しになりますが、悪魔城ドラキュラのようなレトロアクションゲームが好きな方に強くオススメしたい作品です!

とにかく開発者さんのKONAMI愛が伝わってきました!

難易度を調整できるので、「レトロゲームに興味があるけど難しそうでプレイできない」という人にもオススメできるかもしれません!

マルチエンディング方式なので周回前提のゲームですが、周回プレイが苦にならないお遊び要素もあります!

僕はアクション・探索ともに最後まで楽しくプレイできました!

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