方向音痴ゲーマーのテップウ(@teppu_game)です!
今回は『Skul: The Hero Slayer(スカル ザ ヒーロー スレイヤー)』というゲームを紹介します。
本作は高難易度の2Dローグライクアクションゲームです。
僕のようにアクションゲームが得意ではない方にとってはだいぶ根気のいるゲームですが、本作独自の要素にハマって30時間ほどかけてクリアすることができました。
コツをつかむまで大変でした・・・!
クリアまでプレイした感想を記載していきますので、ぜひ購入の参考にしてください!
- 繊細なドット絵の高難易度2Dローグライクアクションゲーム
- 魔王軍の下級兵士スカルとなって、人間達に捕らわれた魔王様を助けに行くストーリー
- 主人公の頭を付け替えることで性能が大きく変わる
良かった点
魔王軍側の珍しいストーリー
本作の主人公は魔王軍のスケルトン警備兵です。
名前はスカル。
魔王軍が人間達「カーリアン軍」からの襲撃を受けた後から物語はスタートします。
スカルは気を失ってしまっていたので、現状を知りません。
急いで様子を見に行きます!
倒れている兵士に、魔王様と議員たちは人間のヤツらに捕まってしまったことを教えてもらいます。
道中、ネコに変身できる魔女を助けながら先に進んでいくと、、、
スケルトン警備隊の隊長が倒れていました。
どうやらスケルトン警備隊は全滅してしまったようです。
警備隊長の話では、人間ではなく「オーガ」にやられてしまったようです。
魔王軍側のオーガが襲ってくるはずがありませんが……
隊長から「俺の頭を持って行って、仲間たちを助けに行ってくれ」と無茶ぶりをされます。
いやいや隊長の頭を持って行っても邪魔なだけなんじゃ……
持ち運びが面倒なので、頭に乗せちゃいました
もとの頭は捨てて大丈夫なんかーい!
服装も同時に変わってるやんけー!
などなど突っ込みどころは満載ですが、この頭部付け替えこそが本作1番の目玉システムになっています。(詳しくは後述しますね!)
さらに先に進んでいくと、、、
隊長が話していた通り、味方のはずのオーガが襲ってきます。
仕方ないので攻撃をすると、正気に戻ってくれました。
どうやら人間達に黒い石を埋め込まれて、正気を失っていたようです。人間恐るべし!
さあ!オーガ君と一緒に魔王様を助けに行こうと思ったその瞬間……!
突如、空から降ってきた「初代勇者」にオーガ君がオーバーキルされてしまいます。
なぜ「初代」勇者なのか、2代目勇者はどこ行ったのか気になるところですが、全体魔法みたいなのを溜めていて普通にピンチです!
これはやられる!!っていうところで場面が切り替わります。
なんとか逃げ延びたようですね……!
(魔女パワーかな?)
ここからスケルトン警備兵のスカルが、魔王様や仲間の魔族を助けに奮闘するストーリーになっています。
勇者になって魔王を倒しに行くゲームが多いと思いますが、魔王軍の下級兵士が主人公というのが面白いですよね!
魔王軍から見ると人間こわいよ~!
頭を付け替えるとキャラクター性能がガラリと変わる
本作の目玉システムは何と言っても、頭部(スカル)の付け替えです!!
こちらが通常の姿ですが……
頭部を付け替えると、オオカミになったり
空を飛べちゃうガーゴイルになったり
どこかで見たことがあるメタルバンドマンになったりと……
頭部によって見た目も武器も大きく変化します!
頭部はそれぞれ「ノーマル」「レア」「ユニーク」「レジェンダリー」の4種類のレア度に分類されます。
レジェンダリーのスカルはなかなか拾えないので、見つけたときはテンションが上がりますね!
最初はノーマルの頭部でも、道中入手できる骨の欠片を消費することで段階的にレジェンダリーまで強化できます。
どんどん強くなっていくので気持ちいいです!
頭部は2種類持ち運ぶことができて、いつでも切り替えることができます!(多少クールダウンは発生します)
プレイするたびにスカルが変わるから飽きづらい!
操作していて楽しいアクション
続いて本作のアクションについて説明していきますね!
主人公スカルの主なアクションは、以下の5つです。
- ジャンプ
- 通常攻撃
- ダッシュ(回避)
- 頭部固有のスキル※
- アイテムのスキル※
※スキルはクールダウン性です。
アクションゲームだと操作にクセのあるゲームもありますが、本作は思った通りに操作することができます!
通常攻撃からすぐにジャンプやダッシュに移行することが可能で、ダッシュ中は無敵になります。
敵は大技の前に予備動作をしてくれるので、落ち着いて対処すれば回避することができます。
本作の特徴として、敵に触れるだけではダメージを受けません。(魔族側だからでしょうか)
こちらから攻撃を当てると、大半の敵の攻撃をキャンセルすることができます。
通常攻撃やスキルは頭部によってガラリと変わるので楽しいです。
アクション部分のストレスはありませんでした!
繰り返しプレイしたくなるローグライク要素
繰り返しになりますが、本作は「2Dローグライクアクション」ゲームです。
所謂「ローグライト」に分類されるゲームですね!
僕が考えるローグライトの定義を以下にまとめてみました。
- ゲームオーバーになってしまったら最初からになる
- プレイするたびにステージの構成やアイテムの配置等が変わる
- ゲームによってはプレイヤーのステータスを永続強化できる
本作も上記3項目のすべてに当てはまっています。
本作のステージはエリアごとに分かれていて、すべての敵を倒したら次のエリアに進むような形で進んでいきます。
各エリアの最後に、「お金」「頭部」「装備アイテム」のいずれかをゲットすることができます。
定期的にショップエリアに行けるので、アイテムを揃えることができます。
アイテムと頭部の組み合わせを考えていかないと、終盤はどんどん厳しくなるバランスです。
ゲームオーバーになってしまったら最初からやり直しですが、道中手に入る「魔石」を消費してプレイヤーを永続強化できます。
根気よくプレイしていけば、どんどんプレイヤーを強化することができます!
そう、根気よくプレイしていれば、、、
気になった点に続きます
気になった点
アクションが苦手な場合は根気が必要
本作はなかなかの高難易度で、一発でクリアできる人はいないと思います。(そうだと思いたい)
僕は途中から「ルーキーモード」という、受けるダメージが半分になるモードでプレイしていたのですが、それでも初回クリアに30時間程度かかりました。
本作が難しいと感じる1番の理由は、ボス戦の厳しさだと思います。
ステージの途中に中ボス、最後にボスが登場するのですが、しっかりと攻撃パターンを覚えて対処しないと倒せません。
体力が非常に多いので、ゴリ押しは厳しいです。
良かった点に記載した通り、本作は「魔石」を消費することでプレイヤーを永続強化できるんですが、「魔石」を大量に集めるためにはボスを安定して倒せるようになる必要があります。
やられてしまったら最初からになってしまうので、繰り返し練習はなかなかできません。
ボスの攻撃をかわせるようになると楽しくなってくるんですが、その前に挫折してしまう場合もあると思いました。
終盤のボスには何回もチャレンジしました……!
日本語がおかしい部分がある
本作は韓国製のゲームなんですが、日本語がおかしいと感じる部分が多少ありました。
全く意味が分からないわけではなく、少し違和感を感じるようなレベルです。
本作は珍しいストーリーなので日本語が怪しいのは少し残念ですが、ストーリーが分からなくなるレベルではないと思うので割り切りましょう……!
方向音痴でも問題なく遊べる?
本作は「方向音痴でも問題なく遊べるか」について解説します。方向音痴ではない方は飛ばしてくださいね!
本作のステージはエリアごとに細かく区切られていて、そこまで広くないので迷うことは全くありませんでした!
さらに、画面の右下に常にミニマップが表示されているという超親切設計です!
方向音痴の方でも安心してプレイできます!
レビューまとめ
- 魔王軍側の珍しいストーリー
- 頭を付け替えるとキャラクター性能がガラリと変わる
- 操作していて楽しいアクション
- 繰り返しプレイしたくなるローグライク要素
- アクションが苦手な場合は根気が必要
- 日本語がおかしい部分がある
本作は「アクションゲームが得意」「ローグライトが好き」のどちらかに当てはまる方に特にオススメのゲームです!
僕はアクションゲームは得意ではありませんが、ローグライトが好きだったので最後まで楽しくプレイすることができました。
ローグライト特有の、運よく強いアイテムがそろってシナジーが発生したときの興奮は、本作でも十分に味わうことができます!
ちびっこスカルとなって勇者を倒しに行きましょう!
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