方向音痴ゲーマーのテップウ(@teppu_game)です!
今回は『スーパー野田ゲーMAKER』を紹介します。
本作は、お笑い芸人の野田クリスタルさんが総監督を務める、Switchのゲームの第三弾です。今回もクラウドファンディングで資金とゲームの素材を集めて制作されました。
過去作の『スーパー野田ゲーPARTY』『スーパー野田ゲーWORLD』は、一本のソフトでたくさんのミニゲームが遊べるパーティーゲームでしたが、本作はタイトルが「MAKER」になっている通り、なんと自分で野田ゲーをつくれるゲームです!
作ったゲームはオンラインにアップすることができるので、無数の野田ゲーを遊ぶことができちゃうんです!すごいゲームですね~!

もはやゲームというよりプラットフォームだね!
この記事では『スーパー野田ゲーMAKER 』の魅力を紹介していくので、ぜひ購入の参考にしてください!
ゲームをつくる
野田AIの質問に答えるだけでゲームが完成

僕は趣味で「Unity」というゲームエンジンでゲームをつくったことがあるのですが、ミニゲームレベルでもすごく大変でした。みなさんの中には、過去にゲームづくりにトライして挫折したことがある方もいるかもしれません……。
でも安心してください。野田ゲーMAKERなら、絶対に挫折することはありません!
「ゲームのジャンルは?」「登場キャラのイメージは?」といった野田AIの簡単な質問に答えていくだけで、数分でゲームが完成します。



なんならAIに全任せしてゲームをつくることもできるよ!
こちらが、僕が最初にAIでつくった野田ゲー「ふわふわのぽっこりぽんぽこ」です!(この独特なゲームタイトルも自動生成ですw)
猫がプレイヤーの横スクロールアクションゲームです。なぜか飛び道具が地球です。軌道が独特でめっちゃ使いづらいです。そして謎ブロックに攻撃を当てたときのSEがいい感じにキモイ!
こんな感じに、だいたい自動生成ではツッコミどころ満載の笑えるゲームが完成しますw
野田さんいわく、ちゃんと神ゲーも生成されるらしいですよ!
エディット機能でゲームを調整
自動生成されたゲームを遊んでるだけでも十分楽しいのですが、野田ゲーMAKERには「エディット」機能があり、つくったゲームに手を加えることができます。
先ほどの「ふわふわのぽっこりぽんぽこ」のエディット画面はこんな感じです。

例えば、飛ぶ道具の軌道が独特だったのでまっすぐ飛ぶように変えたり、敵を少なくして難易度を下げたり、自分は犬派だからとプレイヤーを犬に替えたり……。
難しそうと思ってしまうかもしれませんが、野田ゲーMAKERの「エディット」機能は、プログラミングの知識がなくてもある程度直感的に編集できるようになっています。
キャラクターの画像を替えたり、マップの地形を変えたりするくらいなら、誰でも簡単にできると思います!

「エディット」機能に慣れると、新しい敵をつくったり、アイテムをつくったり、ゲームのルールを変えたりすることもできるようになってきます。
最終的には、AIに頼らずに一から新しいゲームをつくれるようになると思います!

エディットにハマるとどんどん時間が溶けてくよ!
豊富な素材が使える
僕が趣味でゲームをつくったときは、プログラミングと同じくらい絵やSEなどの素材集めに苦労しました。地味で時間がかかる作業なので、初心者の一番の挫折ポイントかもしれません。
野田ゲーMAKERの場合は、クラウドファンディングで集められた多数の素材が最初からパッケージされているので心配はありません!

クラファンで多数の人から集めた素材なので、イラストに統一性がなかったり、動物は犬や猫がやっぱり多かったり、急に実写の素材が出てきたりしますが、、、このごちゃ混ぜ感が野田ゲーの魅力ですよね!
ちなみに僕もクラファンでイラストを提供しました!

クラファンで集めた素材だけでなく、野田ゲーの過去作で使用されていたSE・イラストや、吉本の芸人さんのイラストなども使うことができます。
リリース時点で約4000種の素材を使えますが、今後追加クラファンで更に素材が増えていく予定です!
つくれるゲームのジャンル
2025年1月時点では、だいたい以下のようなジャンルのゲームをつくることができます。
- アクション
- シューティング
- 落ち物パズル
- クイズ
- 音ゲー
他にも、アクションRPGのようなゲームや、レースゲームのようなものをつくったり、複数のジャンルを組み合わせて新しい発想のゲームをつくったり、工夫次第でいろんなゲームをつくることができます。
しかし、コマンドバトルRPGや、シミュレーションゲームなど、現時点ではがんばってもつくるのは難しいジャンルはたくさんあります。
今後、追加クラファンで資金を集めてアップデートをしていくようなので、つくれるジャンルが増えていくことを期待したいです!

プラットフォームとしての成長が楽しみだね!
つくったゲームは野田さんにプレイしてもらえるかも!
2025年1月現在、野田さんから毎週お題が発表されて、募集したゲームをYouTubeでプレイするという企画が開催されています。
野田さんに自分がつくったゲームをプレイしてもらえるチャンスが毎週あるんです。うれしいですね~!
僕は「かわいい」のお題のときに、「動物なでなで」というゲームを野田さんにプレイしていただけました!
けっこう短時間でつくったのでゲームバランスがガバガバですが、こんなゲームでもプレイしていただくチャンスがあります!
ゲームをあそぶ
無数の野田ゲーを遊べる

「ゲームづくりには、興味が無いよ~!」という人でも、野田ゲーMAKERは十分楽しむことができます。
日本中のプレイヤーがつくったゲームを遊ぶことができるので、次々に新しい野田ゲーをプレイすることができます!
とりあえず「オススメ」や「人気ランキング」のゲームを順番にプレイしていくだけでも、けっこうな時間楽しむことができると思います。(ちなみに、自分がつくったゲームがオススメや人気ランキングに載るとめっちゃうれしいですw)

「これゲームなの!?」とツッコミたくなるような斬新なゲームや、素材へのこだわりを感じるゲーム、何回もプレイしたくなる死にゲーなど、いろんな野田ゲーに出会えます!

全部ミニゲームだからサクサクプレイできるのがいいね!
他のプレイヤーがつくった野田ゲーをアレンジ
他のプレイヤーがつくった野田ゲーをプレイしていると、「この仕組みどうやってるんだ?」「ここを変えたらもっとおもしろくなりそう!」と思うことがあります。
そんなときは、ゲームをダウンロードして「エディット」画面を開くことができます。
ゲームをアレンジしてアップロードすることもできるので、プレイヤー同士でゲームのクオリティをあげていったり、続編をつくったりすることができます!

ちゃんとオリジナルのゲームが分かる形でアップロードされるよ!
スコアアタックにチャレンジ
ゲームをつくる方では、お題に沿ってゲームをつくる企画を紹介しましたが、ゲームをあそぶ方では、スコアアタックバトルの企画が開催されています。
もしかしたら自分がつくったゲームが、スコアアタックのお題に選ばれることもあるかも……!

ゲームをつくる方も遊ぶ方も盛り上がってるね~!
つくった野田ゲー紹介
最後に、僕がつくった野田ゲーをいくつか紹介します。こんなゲームがつくれるのか~と参考にしていただければ!
THE 世界征服軍

僕が最初にAIに頼らずにつくったゲームです。
某勇者がなまいきなゲームを、アクションゲームにしてみたよ~がコンセプトです。(クオリティはお察しですが……)
プレイヤーは魔王になって、勇者を倒したらクリアです。
野田ゲーMAKERでは、ふたつのパーツを合体させて別のパーツを生成するという仕組みができるのですが、(謀スイカのパズルゲームをイメージすると分かりやすいですね)その機能を活かして、魔物を合体させて進化できるようにしました。
タイトルは某地球を防衛するゲームのオマージュですw
ピザゲーム Ver1.2

謀スイカのパズルゲームにアクションの要素を足したようなゲームです。
村上さんの「うまい~↑」「やせちゃうよ!」のボイスが好きでつくりました。
スティック操作だけのシンプル操作で、何回も遊びたくなるようなゲームを目指しました!
家に帰るまでが遠足です

雲を踏みながら、フワフワと上に登っていくゲームです。
ゲームオーバーはないですが、運が悪いと雲を踏み外したときにスタート地点まで落下しちゃいます。かわいい見た目に反して、ちょっとイライラゲーかもしれません……!
野田ゲーMAKERでは、キャラクターの移動速度、ジャンプ力、重力などを自由に細かく設定できるのですが、いい感じの操作感に調節できたと思います。
頂上まで行くと、ちょっと驚くような仕掛けを入れています。何かプレイヤーが驚くような仕掛けを考えながらゲームをつくるのは楽しいですよ~!

ぜひみんなも一緒にオリジナルの野田ゲーをつくろう!