方向音痴ゲーマーのテップウ(@teppu_game)です!
今回は『Sea Salt(シーソルト)』というゲームを紹介します。
本作はダークな雰囲気が特徴のアクションステラジーゲームです。
味がある2Dドットのゲームではありますが、なかなか描写が過激なゲームなので苦手な方はご注意くださいね!
人間が魔物に襲われていきます……!
『Sea Salt』Switch版をクリアまでプレイした感想を記載していきますので、ぜひ購入の参考にしてください!
- ドット絵2Dグラフィックのアクションストラテジーゲーム
- スティック操作で不気味な魔物の軍勢を指揮して人間を襲っていく
- ゲームを進めると指揮できる魔物の種類が増えていく
プラットフォーム | Switch/PC(Steam) |
価格 | 1980円 |
良かった点
神に背いた人間を襲っていくダークなストーリー
ある村は古の神「ダゴン」の圧倒的神パワーによって繁栄していました。
村を繁栄させている代わりに、ダゴンは定期的に人間の生贄を要求していました。
神との交信は、ダゴン教という教団の大司教が大聖堂で行います。
神が今度の生贄を指名していきます。
最後に生贄に指名されたのはなんと……
大司教でした……
しかし大司教は、
「何かの間違いだ!」
「私自身が教団だから生贄にはなれない!」
などいろいろ御託を並べて逃亡してしまいます。
今まで散々村の人々を生贄に捧げてきたというのに……
これには神様も激おこです!
プレイヤーは神ダゴンとなって、神に背いた人間達を抹殺していくストーリーになっています。
果たして大司教は無事に神から逃げ切ることができるんでしょうか……!(多分無理そうですよね笑)
人間側ではなく神様側なのがおもしろいですね~
超シンプルな操作
プレイヤーは神ダゴンを直接操作するわけではありません。
不気味な魔物を指揮して人間を襲っていきます。
Lスティックを傾けた方向に、黄色いカーソルが動きます。そのカーソルに魔物が付いてきます。
ZRトリガーボタンを押すと黄色いカーソルが赤く変わり、魔物が近くの敵や障害物を攻撃します。
基本的な操作はこの2つです。シンプルですね!
魔物の軍団を指揮して、逃げ惑う人間を襲っていきましょう!
しかしもちろん、抵抗してくる人間も現れます。
銃を撃ってきたり、斧を振り回してきたり、トラップをしかけてきたり……
上手に攻撃を避けないと、あっという間に魔物たちはやられてしまいます。
魔物が全滅してしまったらゲームオーバーです。
さらに魔物たちは基本的に炎に弱いです。
人間もそれを知っているのか、火炎放射器を持ち出してくるヤツが現れます。
魔物たちは集団行動なので、油断していると一瞬でチリの山になります。
単純に攻撃ボタン押しっぱなしではクリアできないようになってます!
魔物たちに愛着がわいてくる
本作に登場する魔物たちは基本的に不気味な見た目をしているんですが、プレイしているとなんだか愛着がわいてきます。
そんな魔物を呼び出す方法は以下の2つです。
・ステージの各所に設置されている祭壇から呼び出す。
・敵を倒すとドロップするゴールドをためて呼び出す。
最初に呼び出せる魔物はスウォームだけですが、ゲームを進めると呼び出せる魔物がどんどん増えていきます!
- タイプ(近接・遠距離など)
- 体力
- 攻撃
- スピード
- 恐怖
- 召喚数
おもしろいのが「恐怖」で、恐怖のステータスが高い魔物が人間に近づくと、攻撃を中断して逃げる可能性が高くなります。
ここで魔物の一部を紹介していますね!
まずは最初から呼び出せるスウォームくん。
とにかくスピードが速いのが特徴で、簡単に人間に追いついて取り囲むことができます!
召喚数も10と多いのですが、体力が低いのでいつの間にかいなくなってます……笑
続いてはカルト信者さん。
攻撃力が高く、遠距離から攻撃ができるのが特徴です。
遠距離攻撃ができる代わりに体力は非常に低いので、体力が高い近接攻撃の魔物に守ってもらいましょう。
見た目がほぼ人間だからか、恐怖値は低いです。
続いてはなんんと……蟹さんです!
蟹さんは攻撃力が低いですが、体力が高いので壁役として活躍します。
あと、なぜか火に強いです。(焼き蟹にならないのかな?)
最後に紹介するのは特殊な魔物、リッチさんです。
リッチさんは倒した敵をスペクターとして蘇らせる特殊能力持ちです!
こういう特殊能力ってロマンを感じますよね~!
人間をがんばって襲っている姿にだんだん愛着がわいてきますよ~!(人間側から見たら恐怖でしかないですがw)
ちなみに本当にかわいい魔物も登場しますよ!
きっとお気に入りの魔物が見つかるよ!
プレイ感が変わる使途キャラクターたち
本作はステージの最初に、魔物の軍勢を指揮する「使途キャラクター」を選択します。
使途キャラクターによって、スタート時の魔物の種類が変わります。
さらに、使途キャラクターはそれぞれ個性的なアビリティを持っています。
最初に選べるのは1人だけですが、条件を満たすと6人まで増えていきます。
ここで3人の使途キャラクターを紹介しますね!
まずは最初から選べる、アグラ・デ・ペスカさんです。
アビリティは「スウォームの強化」と「爆発するワーム」です。
最初に選べる使途なので、クセのないアビリティですね!
続いて紹介するのは聖人トリートンさんです。
僕が1番お気に入りの使途です!
ステージの各所に供物台があるのですが、そこにカルト信者を連れていくと”あること”が起きます……!
自分の目で確かめてみてください~!
最後に紹介するのは聖人ブラバツキーさんです。
聖人ブラバツキーさんを使用すると、スタート時のリッチ以外に魔物を召喚できなくなります。
その代わりに、通常だと一定時間で消えてしまうスペクターが不滅になります。
不死身の軍団だよ!
敵を倒してどんどんスペクターを増やしていきましょう!
紹介した使途の他にも3人の個性的な使途キャラクターを使用できるようになります。
続いてプレイしていて気になった点を記載していきます。
気になった点
魔物と敵が増えると画面が見づらくなる
ゲームを進めていくと魔物も敵もどんどん増えていきます。
だんだん画面がごちゃごちゃしてくるので、敵と味方の区別が難しくなってしまいます。
特にカルト信者の攻撃はエフェクトが激しいので、増えると画面が見づらくなってしまいます。
もう少し画面を見やすくする工夫があればよかったと思いました。
魔物を大量に引き連れるのは楽しいんですけどね!
人によっては気になる過激な描写
本作はステージの最後に毎回ボス戦が用意されています。
グレンさんは碇を振り回して攻撃してくるパワフルなボスです。
グレンさんはパワフルさを見せつけようと、たまに碇を投げ飛ばしてくるんですが、回収する際にうっかり隙が発生します。
が、問題はこのあと……
ボスへの制裁はダゴンが自らくだします。
そのシーンがなかなか過激です……!
僕は全然平気でしたが、ステージの最後に毎回悲惨なシーンをみることになるので、苦手な人は注意してください……!
方向音痴でも問題なく遊べる?
本作は「方向音痴でも問題なく遊べるか」について解説します。方向音痴ではない方は飛ばしてくださいね!
本作はステージのマップは存在しませんが、ステージが細かく区切られているので迷うことはまずありません!
敵をすべて倒した後は矢印が表示されるので、矢印の方向に向かえばOKです。
方向音痴の方でも安心してプレイできます!
レビューまとめ
- 神に背いた人間を襲っていくダークなストーリー
- 超シンプルな操作
- 魔物たちに愛着がわいてくる
- プレイ感が変わる使途キャラクターたち
- 魔物と敵が増えると画面が見づらくなる
- 人によっては気になる過激な描写
割と過激な描写が多いゲームでしたが、味のあるドット絵だったので最後まで気にせずプレイすることができました。
不思議と魔物たちがどんどんかわいく見えてくるんですよね……!
案外あっさりやられてしまうので、守ってあげたくなります!
これがリアルなグラフィックのゲームだったら、たぶんプレイできませんでした笑
僕はアクションストラテジーゲームをそんなにプレイしたことがなかったのですが、シンプル操作ながら攻め方を考えなければやられてしまう、絶妙な難易度だと感じました。
本作はアクションストラテジーゲームとダークな雰囲気が好きな人に特にオススメです!
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