方向音痴ゲーマーのテップウ(@teppu_game)です!
今回は『アカネ』のSwitch版をレビューしていきます!
普段僕のブログでは、レビューするゲームの、ニンテンドーeショップのトップ画像を最初に載せているんですが、今回は違う画像にしました。
理由は見た目が怖いからです。
ニンテンドーeショップのトップ画像がこちらです。

いや怖すぎるでしょ!!!
これだとホラーゲームに見えてしまいますが、本作はアクションゲームであり、ホラー要素はありません。
流血表現はありますが、ドットが荒いので気にならないと思います!

絶対この絵で損してると思うな……
ホラーゲームだと思ってスルーするにはもったいない作品なので、魅力を伝えていきたいと思います!!
- トップビューで四方から現れる敵を倒し続けるシンプルなアクションゲーム
- プレイヤー側も敵側もほとんど一撃死
- 近接攻撃の日本刀、遠距離攻撃のチャカ(銃)を使い分けて攻略する
良かった点
クールな主人公と独特な世界観
まずは本作のストーリーと、独特な世界観の魅力につてい解説していきます!
本作の主人公はタイトルの通り「アカネ」です。
アカネの目的は、「カツロー」という名の男への復讐を果たすことです。
チュートリアルでは、子供時代のアカネが師匠の「イシカワ」から、復讐を果たすための技を学ぶというストーリーで進んでいきます。

左のキリッとした少女がアカネで、右のシブいおじさんが師匠のイシカワです。

厳しい修行の成果で、門外不出の奥義を会得したところでチュートリアルは終了し、数年の時が流れます……。
舞台は2121年の「メガ東京」
そしてこちらが数年後のアカネさんです。

COOL COOL COOL
立派なクールに成長しましたね!
ニンテンドーeショップの説明を引用すると
アカネは、この場所から生きて帰れるとは思っていない。
目の敵にするあの男と手下のヤクザの“クソ野郎ども”を、全員あの世へと道連れにして死ぬ覚悟でいる。
かっこよすぎますね!
そしてこちらが宿敵のカツローです。

カツローさん装備ゴリゴリすぎないですか??
カツロー側もアカネを追っていたようです。今後のストーリーが気になりますよね!
そしてステージのメガ東京にも注目です!


ネオンがギラギラしていて、おかしな日本語が特徴的ですね!
このゲームはブラジルで開発されたのですが、日本語を間違えているわけではなく、あえて怪しい日本語にしているようです。
サイバーパンク映画『ブシドーランナー』の影響が大きいそうです!
ステージはこのメガ東京しかありませんが、不思議と飽きませんでした!
シンプルながら1ヒット1キルで緊張感のあるアクション
続いて本作のゲームシステムについて紹介していきます。
本作は、トップビューで四方から現れる敵を倒し続けるゲームです。
敵の攻撃頻度も激しすぎず、それでもこちらの隙をついて攻撃してくる感じで調度いいバランスだと感じました!
アカネさんの攻撃手段は日本刀による斬撃、チャカによる銃撃、奥義の3種類で、それぞれに専用のゲージがあります。

- 刀を振ると一定量消費する
- 刀を振っていない間は早いスピードで回復する
- スタミナゲージが尽きると一定時間刀を振れなくなる
- 銃を撃つと1メモリ消費する
- 銃の種類によって弾数が異なる
- 時間と共にじわじわと回復するが、刀で敵を斬ると早く回復する
- 奥義を使用すると消費する
- 敵を倒すと溜まっていくが、時間経過とともにじわじわ消費される
- ゲージは3本あり、1本消費で敵を一直線に斬るドラゴンスラッシュ、3本消費で画面上の敵を一掃するドラゴンスレイヤーを発動できる
このゲージのバランスが絶妙で、刀をブンブン振ってるとすぐにスタミナゲージが尽きてしまうし、銃をバンバン撃ってるとすぐに弾切れになるので、ゲージ管理をしながらうまい具合に斬撃と銃撃を組み合わせて戦うことになります。
アドレナリンメーターのゲージを3本溜めると出せる「ドラゴンスラッシュ」も爽快感バツグンです!
アカネさんの貴重なアップも拝めますよ!

さらにダッシュも出来るので、すべて組み合わせるとスタイリッシュに戦うことができます!
敵側は刀で近接攻撃してくるザコが大半ですが、たまに銃撃してくるやつや、直線上に斬りつけてくるやつなど、ちょっと強いやつが現れます。
そして100人撃破ごとに、ボスのカツローと戦うことになります。
「ザコ100人撃破」→「カツロー戦」→「ザコ100人撃破」→「カツロー戦」・・・のサイクルを繰り返す感じですね!
単純なように見えますが、システムが良いので飽きにくくなっていると思います!
ロードが一瞬でリトライ性が高い
本作は、プレイヤーはライフがなく1撃死なので、下手したら数秒で1ゲームが終わります。
サクサク遊べてしまうので、ちょっとだけ遊ぶつもりが1時間経ってたなんてこともありました。
気になった点
装備アイテム解放の条件が厳しい

本作には装備を変更するシステムもあるのですが、新しい装備を入手するにはミッションをクリアする必要があります。
そのミッションに条件が厳しいものがありました。
例えば、「刀攻撃精度100%で撃破数101に達する」というミッションがあるのですが、刀攻撃を1度も外さずに1回目のボスまで倒す必要があります。
装備アイテムをすべて解放するのは、アクションが苦手だと苦労することになると思います。
キーコンフィグを自由に設定できない
本作の操作変更は用意された2種類のボタン配置からしか選べず、自由にキーコンフィグを設定することができません。
2種類のどちらかに慣れれば問題ないですが、自由に設定できた方がよかったかな~と感じました。
個人的にはデフォルトの設定よりも、2種類目のボタン配置の方が操作しやすいと感じましたので参考までに!
ちなみにこちらが本作の充実したオプションです!

オプションじゃなくてオプシでした。
僕はオプションが細かすぎると、どこを設定すればいいか分からなくなるので、これくらいシンプルなほうが好きだったりします。
Switchに表示されるアイコンが怖い
記事の冒頭でニンテンドーeショップのトップ画像が怖いと書きましたが、Switchのアイコンに並ぶとこんな感じです、、、

ひときわ目立ってますね!
僕はこのアイコンがだんだんとクセになってきてますが、気になる人は気になるかもしれません、、、
レビューまとめ
- クールな主人公と独特な世界観
- シンプルながら1ヒット1キルで緊張感のあるアクション
- ロードが一瞬でリトライ性が高い
- 装備アイテム解放の条件が厳しい
- キーコンフィグを自由に設定できない
- Switchに表示されるアイコンが怖い
無駄な部分を極力削ぎ落として、アクションに集中してるのでゲームのテンポが良くなっていると感じました!
僕は2021年3月にこのゲームを購入したのですが、今でもたまにプレイしています。
1プレイがサクサク終わるので、寝る前にちょこっとやるゲームを探している方にもオススメです!
総評すると、500円で買えるとは思えないクオリティのゲームでした!
