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テップウ
ゲームとマンガとロックが好きなアラサー。
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『Demon’s Tier+』評価・レビュー|様々なゲームジャンルを詰め込んだツインスティックシューティング

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方向音痴ゲーマーのテップウ(@teppu_game)です!

今回は『Demon’s Tier+(デーモンズティアープラス)』というゲームを紹介します。

本作はジャンルを説明するのがなかなか難しいゲームです。ニンテンドーeショップの紹介ページには、以下のように記載されています。

ローグライクのダンジョンRPGにアーケードゲームとアドベンチャーゲームの要素をミックス。

うーん、よく分からない……

ということで今回は10時間ほどプレイした僕が、本作の特徴をなるべく分かりやすく紹介したいと思います!

このゲームを簡単に説明すると?
  • アクション、シューティング、RPG、ローグライクなど様々なジャンルをミックスしたゲーム
  • ゲームオーバーになるとプレイヤーのステータスはリセットされるが、永続のアンロック要素がある
  • ドット絵で表現された可愛らしいキャラクターが特徴
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良かった点

様々なゲームジャンルの良いところをミックス

冒頭に記載したとおり、本作は様々なジャンルをミックスしたゲームになっているんですが、ベースになっているのは『ツインスティックシューティング』だと思います。

ツインスティックシューティングとは
  • 片方の手でプレイヤーを操作して、もう片方の手で照準をコントロールするゲーム
  • プレイヤーの移動の方向と弾を撃つ方向を別々にコントロールできる

本作の場合は「Lスティック」でプレイヤーの移動、「Rスティック」を傾けた方向に弾の発射を行います。

本作はツインスティックシューティングに、ローグライク、ダンジョン探索、RPG等の要素が加えられています。(eショップの紹介ページに書いてあるアドベンチャーの要素は、僕は感じられませんでした)

僕はツインスティックシューティング、ダンジョン探索、ローグライクと言えば、『Enter the Gungeon (エンター・ザ・ガンジョン)』がまず思い浮かびます。

ガンジョンは高難易度で有名なゲームで、敵が弾幕シューティングのような攻撃をしてくる上に、1発の被弾が命取りになります。

本作はゲームジャンルはガンジョンに近いですが、RPG要素が加わることによって難易度が抑えられているので、ガンジョンがクリアできなかった人でもクリアできると思います!

続いて、ゲームシステムについて詳しく解説します。

ダンジョンの構成が毎回ランダムに変わる

本作のダンジョンは、敵・宝箱の位置や数、フロア出口の扉の位置等が毎回ランダムに変わります。

ローグライクゲームをプレイしたことがある人はイメージしやすいと思います。

本作の独自の要素として、フロア出口の扉を開放するためには、フロアごとに課されるランダムなミッションをクリアする必要があります。

ミッションの一例
  • フロア内の敵をすべて倒す
  • フロア内の宝箱をすべて開ける
  • 小ボスを倒す

フロア内に5分以上留まると、無敵の「リーパー(死神)」が現れて追いかけてくるので、早くミッションを達成する必要があります。

けっこう大きくてビビります

『風来のシレン』で、同じ階層に留まっていると突風が発生する感じに近いでしょうか。

ゴールドを消費してプレイヤーを強化できる

フロアの出口に到達するたびに、プレイヤーのステータスを強化することができます。

最大体力・攻撃力・防御力・移動スピード・攻撃の射程距離等の中から、好きなステータスを選んでレベルアップさせることができます。

最大体力も増やせるので、けっこう被弾しても大丈夫なようになります!

ステータスのレベルアップには、敵の撃破ドロップや宝箱等から入手できるゴールドを消費します。ゴールドはダンジョンから出ると無くなってしまうので、気にせずガンガン使いましょう!

ステータスはダンジョンを出るとリセットされてしまいます。

武器はダンジョン内では固定

アクションシューティング系のローグライクゲームの中には、武器もランダムになっていて、強い武器をゲットできないと厳しくなるパターンがよくあります。

本作はダンジョン内では武器が固定なので、運悪くネタ武器しか拾えなかった……なんてことにはなりません!

弾数の制限もないので、気にせず攻撃できます。

ダンジョンに入る前に武器を選択するんですが、最初は1つの武器しか選べません。

武器をアンロックするには、ボスを倒すと手に入る「レシピ」と、敵を倒すと手に入る「Dトークン」を鍛冶屋に渡す必要があります。

鍛冶屋は激渋おじいさん。いい武器作ってくれそうです。

Dトークンはゴールドと違ってダンジョンから持ち帰ることができますが、死んでしまったらすべてロストしてしまいます。

次の冒険で同じ階層までたどり着くことができれば回収できます。

持ち帰るためにはダンジョンを制覇するか、魔法のロープを使用してダンジョンから脱出する必要があります。

魔法のロープ はボス戦中でも使用できる便利アイテムなので、やばい!と思ったら即離脱できます!

まあ結局ピンチになっても、「もう少しイケる!」と調子に乗って魔法のロープを使わずゲームオーバーになるまでがセットなんですよね……!

異なるステータスとアビリティを持った8人のプレイアブルキャラを操作できる

最初は平均的なステータスの「ナイト」しかプレイヤーは使用できませんが、Dトークンを消費してプレイヤーキャラを増やすことができます。

尖ったステータスのキャラクターが多く、「攻撃力が高いけど鈍足で紙耐久のキャラ」など一長一短ですが、前述したとおりダンジョン内でステータス強化ができるので、短所を補うことができるようになっています!

更に「Yボタン」を押すと、キャラクター毎に異なるアビリティを使用できます。

ロマンある広範囲攻撃!

アビリティは時間経過でゲージが溜まれば使用できます。僕は回数制限だともったいなくて使えない性格なので、何回でも使用できるのはうれしかったです!

ステータス強化で、ゲージのチャージ速度を上げることもできます!

ドット絵のキャラクターが可愛い

本作のゲーム画面はスーパーファミコンのようなドット絵です。

グラフィックを重視する人には残念に感じるもしれませんが、個人的には味があって好みです。

インディーゲームでドット絵は正直珍しくないんですが、本作はキャラクターの立ち絵も精巧なドット絵で表現されているのがポイントです。

キャラクター達は美男美女揃い!

その代わり、ボスのグラフィックはけっこうおどろおどろしいので、気になる人もいるかもしれません。

気になった点

トラップの視認性が悪い

良かった点でドット絵が良いと記載しましたが、ドット絵の弊害なのかトラップが非常に見づらいです。

トラップなので本来は見づらくて正解なのかもしれませんが、気づかずにダメージを受けるのでちょっとイラっとします。

本作はダメージを受けた後の無敵時間があまりないので、トラップに気づかずに体力がゴリゴリ減らされることもありました。

マグマのステージではトラップを見分けようとすると目がチカチカしました。

ストーリーの文章が読みづらい

本作は、ローグライクゲームの中ではしっかりとストーリーがある方だと思います。

王道ながらも、1200年前と現代の時代が切り替わりながらストーリーが進んでいくので、続きが気になるようになっています。

日本語訳はしっかりしていて違和感はないのですが、残念なことに字体が若干読みづらいです。

更に文章がオートで次に進んでしまうため、全部読み終わる前に進んでしまうことがありました。オートで進まないように設定変更できればよかったと思いました。

方向音痴でも問題なく遊べる?

本作は「方向音痴でも問題なく遊べるか」について解説します。方向音痴ではない方は飛ばしてくださいね!

本作のダンジョンはけっこう広いですが、「プラスボタン」で簡単なマップを表示できるため、ほとんど迷子になることはありませんでした。

マップにフロア出口は表示されませんが、ミッションをクリアすると、キャラクターの近くにフロア出口の方向を教えてくれる矢印が表示されます。

方向音痴でも安心してプレイできるよ!

レビューまとめ

良かった点
  • 様々なジャンルの良いところをミックス したゲームシステム
  • 異なるステータスとアビリティを持った8人のプレイアブルキャラ を操作できる
  • ドット絵のキャラクターが可愛い
気になった点
  • トラップの視認性が悪い
  • ストーリーの文章が読みづらい

高難易度のゲームが多いツインスティックシューティングというジャンルに、RPG要素をうまくプラスしてバランスが調整されたゲームでした!

ボリュームは若干少ないですが、1000円以内で購入できるゲームとしては十分だと思います。

3段階の難易度や、アンロック要素などやり込み要素もあります。

本作はツインスティックシューティングの入門としても良いゲームだと思います!

そしてガンジョンの難易度に驚かされるかも・・・

\ ゲームのレビュー記事を多数書いてます /

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