方向音痴ゲーマーのテップウ(@teppu_game)です!
今回紹介するゲームは『ローション侍 for NintendoSwitch』です。すごいタイトルですね!
Switchの最新ソフトを眺めてたら「ローション侍」という謎のワードと、ほぼ教科書で見たまんまの「織田信長」の絵が目に入り、謎ゲー好きの僕は気づいたら購入していました。

運命の出会い♡
特に何も調べずに購入したので、バカゲーもしくはクソゲーだろうなと思ってプレイしたのですが、まさかの普通におもしろいアクションゲームでした!
この記事では「バカゲーの皮をかぶった良ゲー」である『ローション侍』の魅力を、たっぷりヌルヌルお伝えします!
- LスティックとAボタンのみで操作できるシンプルなアクションゲーム
- プレイヤーは魔改造の末にローション侍になってしまった織田信長
- 敵やトラップをかいくぐりながらローションで滑ってゴールを目指す
ローション侍とは
Switchのソフト紹介ページに大太文字で、以下のように記載されています。
武田信玄の策略により忍者集団に誘拐されてしまった織田信長は、魔改造の末「ローション侍」にされてしまった!
『ローション侍 for NintendoSwitch』ソフト紹介ページより
当たり前のように「ローション侍にされてしまった!」と書かれていますが、初めて聞くワードなのは僕だけでしょうか……?
織田信長は様々な作品でタイムスリップしたり、異世界転生したり、美少女化したりしていましたが、、、ついにローション侍になったんですね!本人もびっくりしていることでしょう!

だからローション侍って何~?
『ローション侍 for NintendoSwitch』は、Steamで販売中の『ローション侍』と『真・ローション侍』のステージをリメイクして収録しているとのことです。
僕は『ローション侍』の存在を知りませんでしたが、Steamで続編ソフト(真・ローション侍)が販売されていて、さらにSwitchでリメイクされたということは、けっこう人気ソフトだったんですね!
余談ですが、織田信長が主人公のゲームで真っ先に思いつくタイトルは、『信長の野望』だと思います。
僕は『信長の野望』をプレイしたことがなかったので、人生初の信長ゲーは『ローション侍』になりましたw
プレイした感想
爆速の起動
結局「ローション侍」が何なのかよく分かってませんが、ゲームをプレイしてみましょう!
起動早っっっ!!
企業ロゴなど一切表示されずに爆速で表示される織田信長(肖像画)、なんだかおめでたい背景、運動会で聞くBGM(ワシントンポスト行進曲)、、、いろいろ相まってかなりシュールですw

ファミコン並みの起動の早さ!w
仕事でめっちゃ疲れてる日はゲーム起動するのもめんどくさくなってしまうこともありますが、こんだけ起動が早いとプレイする気になりそうですね。
シュールな絵面で仕事の疲れも吹っ飛びそうですw
超シンプル操作
爆速のゲーム起動と共に、「ようこそ!チュートリアルをプレイしますか?」と案内されたので、お言葉に甘えてプレイしましょう。(ちゃんとチュートリアルあるんかい!ってところもジワジワきますw)
チュートリアル開始直後の画面がこちらです。

ローションまみれで歩けません。
ゲームのチュートリアルで最初に表示される説明文としては、おそらく世界初じゃないでしょうか。
画面中央で寝そべっているふんどしの侍はおそらく、織田信長でしょう。よく見るとローションでテカってますねw

武田信玄の忍者集団に誘拐され、体からローションが出続けるびっくり人間に魔改造されてしまったようです。(ローション会社からしたら油田ですね)
ローションで滑って立ち上がることができないので、うつ伏せのまま床を蹴って体ごと滑りながら移動します。
ローション・ヘッドスライディング(勝手に命名)しながら、忍者城からの脱出を目指しましょう!
「Lスティック」で方向を決め、「Aボタン」でキックをすることで前進することができます。

床を蹴っての移動はヌルヌル……じゃなくてノロノロですが、壁を蹴ると超高速移動をすることができます。

信長は剣の達人なので、敵忍者に接触すると自動で斬ってくれます。(こんな格好の人にやられる忍者かわいそう……w)
敵を斬るときの掛け声「アタッ!」がシュールがなかなかシュールです。”剣”術というより北斗神”拳”ですねw

ローションで滑りながら敵を斬りつける姿……これがローション侍だ!
ゴールにたどり着けば脱出成功です。(なぜ忍者城にゴールテープらしきものが……?というツッコミはもはや不要でしょう)

以上でチュートリアルは終了です。
激アツのタイムアタック
ローション侍のシンプルな操作を覚えたところで、ステージ1に挑戦してみます!

上の画像のように、全ステージに説明文が用意されていて、ちょっとしたストーリーもあります。こだわりを感じますね!
チュートリアルでは信長がやられることはありませんでしたが、本編では敵忍者から攻撃されたり、罠に当たったりするとやられてしまいます。
信長に体力ゲージはなく、一撃死です。(ほぼ全裸だから仕方ないねw)

1つのステージの中にいくつか階層があり、1面の場合は3回ゴールに到達するとステージクリアです。
やられてしまうと、その階層のスタート地点まで戻されてしまいます。
2回目のトライで、1回も死なずにクリアできました。なかなかいいタイムを出せたのではないでしょうか!


星5つ!ドヤ!
本作はオンラインランキングに対応しています。一回も死ななかったし上位狙えるじゃないかな~!

・・・は?
上位5人は6秒台を叩き出しています。1階層平均2秒……どゆこと?w
実はこのゲーム、極めればめちゃくちゃタイムを縮めることができるんです!
各階層スタートの最初の蹴りまでは、タイムはストップされます。その状態で、ステージの全体を見ることもできます。

スタート前に「どこの壁にどの角度で蹴りを入れるか」をしっかり脳内でイメージして、なるべく少ない蹴り回数でゴールまで駆け抜けられるかが重要です。

シンプルながら奥の深いゲームだった!
さらに、隠しショートカットが用意されている階層もあります。ランキング上位を狙う場合は必須になりそうですね!

何回も挑戦して上達すれば、着実にタイムを縮めながらランキングを上げていくことができるので、やりがいがあります。
全ステージクリアするだけなら1時間くらいでクリアできると思いますが、タイムアタックにハマったらどんどんプレイ時間が増えていくことでしょう!

全国のローション侍と競ってみよう!
多彩なギミック
ステージを進めていくと段々とギミックが増えていきます。
ギミックは増えても使うボタンは最後まで「Lスティック」と「Aボタン」のみなので、終始シンプルアクションを楽しめます。

ここではギミックの一部を紹介するよ!
地雷床

信長の脱走を阻止すべく、床に地雷が敷き詰められました!(やることがけっこうエグい!)
ローションで湿気させることができるため、地雷は時間差で起爆します。
もたもたしてるとあっという間に爆死するので、緊張感のあるギミックです!
電気床

今川義元に捕らえられてしまった織田信長は、電気攻めの形を受けてしまいます。
しかし、織田信長に電気なんて効きません!ローションだから!(悪魔の実の能力者かな?)
逆に電気を利用して高速移動できるようになります。(なぜ?w)
普通の壁蹴りよりもさらに高速移動で制御が難しくなる分、爽快感もすごいギミックです。
火縄銃

織田信長と言えば火縄銃が有名ですよね!
丁度いいサイズの鉄球を見つけた信長は、とりあえずお尻に入れることにしました。
すると、なんということでしょう。壁キックで鍛えた括約筋の力で、鉄球を爆速射出できるではありませんか!(お尻から)
信長は体内もローションで溢れてるから、何回射出してもお尻は痛くないんだって!良かったね!
鉄球は壁を貫通するので、壁の中に潜む汚い忍者を駆逐することができます。
ちなみに、初めて鉄球が登場するステージのタイトルは「誕生!火縄銃!」です。火縄銃はお尻から誕生したんですね。

これには武田信玄の騎馬隊もびっくりだよね!
以上、紹介した以外にも様々なギミックが登場します。
レビューまとめ
- シンプルアクションが好きな人
- 隙間時間にサクッと遊べるゲームを探してる人
- タイムアタックが好きな人
- バカゲーが好きな人
- 織田信長が好きな人(?)
Switchの紹介ページ画像からは想像できない、まさかの良ゲーでした。
操作が超シンプルなので誰でもプレイできますし、タイムアタックを極めようとするとめっちゃ奥が深いです。
タイムアタックに興味がない人も、本作は普通にバカゲーとしても楽しむことができるので、お値段以上の満足感を得ることができると思います。

500円以内で購入できる超お得なソフトなので、日ごろ購入しているローションを1本ガマンして購入してみてはいかがでしょうか!(え?ローションは日用品じゃない??)
