方向音痴ゲーマーのテップウ(@teppu_game)です!
今回紹介するゲームは『未然探偵 The Protea Cases』です。
本作は探偵物の推理アドベンチャーゲームなんですが、ただの探偵ゲームではありません。
イケメンがホイホイ寄ってくる乙女ゲームの要素が加えられています!
言い方が悪い!笑
僕は乙女ゲームはプレイしたことがありませんが、探偵物が好きなので試しに購入してみました。
結果、男性の僕でも十分に楽しむことができました!
ゲームをプレイした感想や、「なぜ男性の僕でも楽しめたのか」をネタバレせずに記載していくので、ぜひ購入の参考にしてください~!
- オーソドックスな推理アドベンチャーに乙女ゲーム要素をプラス
- 犯罪予測AI「プロテア」を偶然手にした主人公が事件を未然に防ぐために奔走するストーリー
- 選択によって結末が変わるマルチエンディングシステム
良かった点
魅力あふれるキャラクター(イケメン)達
探偵物の推理アドベンチャーゲームと言えば、ハードボイルドでクールなキャラクターが登場するイメージですが……
本作に登場するキャラクターは、イラストも性格も乙女ゲームっぽい雰囲気です!(乙女ゲームをやったことないのでイメージですが)
不自然なくらいイケメンが登場します!
主要なキャラクター達を紹介していきますね!
伊月 千春
本作の主人公です。
高校生のような見た目をしていますが、探偵事務所に勤める探偵見習いです。
警察官を目指して採用試験を2回受けたが落ちてしまい、警察官の夢を諦めて探偵見習いになったという経緯があります。
そのせいもあり、あまり自分に自信を持てていないようです。(イケメンにはモテモテになるんですけどね!)
探偵ゲームとしては少し頼りないように感じる主人公ですが、果たして事件をどう解決していくのでしょうか・・・!
彼女の活躍に注目です!
片桐 律子
「片桐 律子」通称りっちゃんです。
主人公の高校時代からの友人です。
乙女ゲーにお馴染み(たぶん)の頼りになる友人枠!
主人公と一緒に警察官試験を受けて、晴れて合格した新人警官です。
警察試験に落ちてしまった主人公に決してマウントを取らない優しい性格の持ち主。
探偵である主人公に何かと協力してくれる、目暮警部のようなキャラクターでもあります。(個人の感想です)
天野 夏樹
刑事課の巡査部長です。
・・・え?
刑事課の巡査部長です。
さすが乙女ゲー!俺たちにできないことを平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!
イケメン高校生だけが許されるネクタイの緩め方をしている彼は、刑事課のエースです。
りっちゃんの上司にあたります。
明るく正義感の強い性格で、部下に頼りにされています。
そんなウソみたいな無敵イケメンの彼ですが、悲しいことに、同じく警察官だった兄が1ヵ月前に殺されてしまっています。
お兄さんを殺した犯人はまだ捕まっていませんが、親族のため捜査からは外されています。
しかし、自分の手で犯人を捕まえてやりたいと考えています。
悲しい過去(1ヵ月前)持ちのハイスペックイケメンです!
高瀬 秋彦
主人公が勤める高瀬探偵事務所の所長です。
イケメン2号です
元敏腕刑事ですが、ある事件をきっかけに刑事を辞めて探偵になりました。
普段は冷静沈着ですが、たまに熱い一面を見せる「ギャップ萌え使い」です。
少し話し方にトゲがありますが、鈍臭い主人公を気にかけてくれています。
???
事件現場にたびたび現れる謎の人物です。
イケメン3号です
事件現場に現れては主人公に接触を図ってきます。(ストーカーではありません)
なぜか警察の天野さんを避けているようです。
果たして彼の目的は何なのでしょうか!
主要なキャラクターを紹介しましたが、他にもイケメンは多数登場します。
続きが気になるストーリー
続いて推理アドベンチャーで重要なストーリー部分に触れていきます。
主人公の伊月さんは探偵の見習いで、所長の手伝いや雑用をしていましたが、初めて1人での調査を任されるところから物語は始まります。
調査の内容は「突如失踪した姉(由依さん)を探してほしい」という妹(芽依さん)からの依頼です。
失踪した由依さんの行方の手がかりを探すために、由依さんの家を調べることになります。
伊月さんは所長に良いところを見せようと、意気込んで調査に臨むます。
意気込んでいろいろ家を調査した結果、「プロテア」という謎のアプリを自分のスマホにインストールします。
よく分からないアプリなのでとりあえずスマホをポケットにしまって、意気込んで調査を続けます。
意気込んで調査をしすぎた結果、依頼人の芽依さんに言わなくていいことまで言ってしまい、調査の打ち切りを告げられてしまいます。
これには伊月さんもしょんぼり。。。所長に怒られるだろうなあと落ち込んでいると……
ある記憶がフラッシュバックします。
それは子供のころ、誘拐された時の記憶でした……
伊月さんは何かつらいことがあると、いつもこの記憶を思い出してしまいます。
記憶は非常におぼろげで、自分が動けずに横たわっているそばで、魔女のような女性にずっと「お前にできることは何もない」と言われ続けるということしか覚えていません。
恐怖体験アンビリーバボーな記憶を思い出して散々な1日を過ごした伊月さんが帰宅していると、突然スマホから聞いたことがない音が鳴ります。
スマホを見てみると、そこに表示されていたのは・・・
未来に起こる犯罪の予測でした。
調査中に偶然インストールしたアプリ「プロテア」はなんと、警視庁によって開発された犯罪予測AIだったのです!
ここから伊月さんの、事件を未然に防ぐために奔走する日々が始まります!
といったストーリーになっています。
物語の序盤から、「なぜ偶然プロテアを入手することができたのか?」「主人公の誘拐の記憶は何なのか?」という謎が生まれていますね。
この後のストーリーもどんどん謎が増えていきます。
本作はバラバラの事件を解決していくオムニバス形式ではなく、ある1つの大きな事件を追う形で物語が進行していきます。
先入観を持たずにプレイしてもらいたいので詳しくは書きませんが、そこがあれに繋がるのか~!という気持ちよさがありました。
更に本作のストーリーの特徴として、堅苦しい雰囲気がないという点が挙げられます。
探偵物のアドベンチャーゲームはハードボイルドで渋い作品も多いですが、本作は探偵物+乙女ゲーなので非常にポップで文章が読みやすい印象です。
イケメンにドキドキさせられるシーンも多数あります!
しかし、本作のメインはあくまでも探偵物なので、男性も十分楽しむことができます。
乙女ゲー要素としては、ストーリー中の主人公の選択によってエンディング変わるようになっていて、好きなイケメンとのエンディングを見ることができます!
どのイケメンのエンディングを見るかの選択肢が非常に分かりやすいのもポイント!
プレイ時間についてですが、僕は1週するのに4時間程度かかりました。
UIがシンプルで親切なつくり
本作は全体的にUIがシンプルで分かりやすいと感じました!
基本的に文章を読み進めてゲームが進行するのですが、欲しい機能は一通りそろってます。
- 文字送りのスピードの変更
- オートページめくり
- 高速スキップ
- バックログを読む
- ウインドウを消す
- チャート機能
一枚絵がけっこう用意されているのですが、ウインドウを消せばイケメンをじっくり見ることができます。
部屋を調査するパートでは、選べるポイントが分かっているので悩むことがありません。
脱出ゲームのようにどこを選べるか分からないゲームだと大変なんですよね!
証拠を突き付けて相手を論破するパートもあるのですが、そちらのUIも分かりやすいです。
プレイ中は一切ストレスなく遊ぶことができました!
気になった点
推理アドベンチャーゲームとしての難易度が低い
本作をプレイしていて1番気になった点ですが、非常に難易度は低いです!
相手を論破するモードで失敗すると「BAD END」になることもあるんですが、僕は1回しかなりませんでした。
歯ごたえのある推理アドベンチャーを求めている人にはオススメできないかもしれません。
逆に、普段推理アドベンチャーをプレイしない人の入門編としては最適だと思います!
イケメンに癒されながら推理アドベンチャーに慣れることができるかも!
ボイスは一切ない
僕はアドベンチャーゲームにボイスはなくても気にしない派なのですが、気になる方も多いと思うので触れておきます。
イケメンが多数登場するゲームですが、ボイスは一切ありません。
脳内で好みのイケメンボイスを再生しましょう!
個人的には、BGMのレパートリーもちょっと少ないかなと感じてしまいました。
しかし、値段を考えると仕方がないと思います。
レビューまとめ
- 魅力あふれるキャラクター(イケメン)達
- 続きが気になるストーリー
- UIがシンプルで親切なつくり
- 推理アドベンチャーゲームとしての難易度が低い
- ボイスは一切ない
プレイする前は、「乙女ゲー要素がメインのゲームだったらどうしよう・・・」と若干不安を抱えていましたが、あくまでも探偵要素がメインのゲームでした!
ストーリーがおもしろかったので、男性でも楽しむことができると思います。(不自然なほどイケメンが登場しますが笑)
簡単すぎるという点が少し残念でしたが、逆に言うと詰むことがほとんどないので、誰でもストーリーを楽しむことができると思います!
ストーリーが気になった方!イケメンが気になった方!ぜひプレイしてみてください~!
あらゆるドキドキが楽しめるゲームでした!
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