方向音痴ゲーマーのテップウ(@teppu_game)です!
突然ですがみなさんは
「あ~ムシャクシャするから人をボコスカ吹っ飛ばしたいな~」
なんて思ったことはありませんか?
・・・・・
まあ無いですよね!!
そんなジャ〇アン的な発想な人はいないと思いますが、ゲーム内ならどうでしょうか!
今回紹介する『ワンフィンガーデスパンチ2 』は、襲ってくる敵集団をシンプル操作でどんどん吹き飛ばしていく痛快アクションゲームです。
日頃のストレス発散になるかもしれませんよ!
- 左右から襲ってくる敵の集団をカンフーで吹っ飛ばしていくアクションゲーム
- 使うボタンは2つだけのシンプル操作で、リズムゲームのような感覚で遊べる
- 自動発動するスキルを習得してプレイヤーを強化することができる
良かった点
2つのボタンのみで操作できるシンプルなシステム
本作の主人公は棒人間のカンフーファイターです。

最近の若い人たちには伝わらないと思いますが、僕が小学生のころ、棒人間がシンプル操作で豪快アクションするフラッシュゲームが(主に僕の中で)流行っていました。
おもしろフラッシュとか懐かしい、、、
本作もゲームプレイ中は2つのボタンしか使わない、超シンプル操作になっています。

他のボタンは飾りだと思いましょう!
プレイヤーの棒人間くんは、常に画面中央にいます。
プレイヤーの下には左右に伸びるバーが表示されています。(このバーのことをゲーム内ではゾーンと呼びます)

敵は左右から次々と襲ってきます。
敵の下にもバーが表示されています。

プレイヤーのバーと敵のバーが重なったときに、敵が右から来たら「Aボタン」、左から来たら「Yボタン」を押すことで、敵を倒すことができます。(Switch版の場合)

バーが重なっていればどのタイミングでボタンを押しても敵を倒すことができます。
音ゲーのようなシビアな判定ではないので安心してくださいね!
ボタンを押すのが間に合わないと、敵から攻撃を受けて体力が減ってしまいます。

体力が0になったらゲームオーバーです。
この説明だけだと「YボタンとAボタンを連打すればいいんじゃないの?」と思ってしまいますが、それはできないようになっています。
プレイヤーと敵のバーが重なる前にボタンを押してしまうと「ミス」になってしまいます。

ミスになっても体力は減りませんが、ミス中は一瞬ボタン操作が受け付けなくなるため、その隙に攻撃を受けてしまうことが多いです。
ゲーム内でも最初に迫真の顔で少年が注意してくれます。

基本操作はたったこれだけです!いや~シンプル!
飽きづらいように工夫されている
前述したとおり左右から来た敵を倒すだけの超シンプルゲームですが、飽きづらいように様々な工夫がされています。
僕がおもしろいと思った工夫をいくつか紹介していきます。
攻撃時のド派手な演出
プレイヤーは2つのボタンをポチポチ押してるだけですが、棒人間くんは格闘ゲームで複雑なコマンドを入力したときのようなド派手なアクションをキメてくれます。


攻撃時にたまにスロー演出がはいるので気持ちいいです。
殴る蹴るの格闘だけではなく、棒人間くんは武器の扱いにも長けています。



背景に謎のビジョンが表示されることも多々あります。



ぼくのお気に入りの演出はこちら。(なんだか楽しそうですね。)

本作の紹介映像によると1000を超える戦闘アニメーションが用意されているとのことです。
10時間プレイしていても、数回しか見たことないレアな演出もありました!
スキルを習得させてプレイヤーを強化できる
特定のステージをクリアすると獲得できるスキルポイントを消費して、棒人間くんに好きなスキルを習得させることができます。
スキルは全て時間経過で自動で発動します。

- 片方の敵をすべて倒すことができる「レイザーアイ」
- HPを1ポイント回復する「メディック」
- 時間の流れを遅くする「スロウ発動」
スキルは全部で26種類あって、1つのスキルにつき3段階まで強化できます。
スキルポイントの振り直しは何回でもできるので、気軽にいろいろなスキルを試すことができます。
スキル発動時も、派手な演出がはいります。


スタ・・・ンド??
敵の種類が豊富
敵の見た目も主人公と同様に棒人間ですが、単純に殴り掛かってくるザコ敵(ある意味勇者)の他にも様々なタイプの敵が存在します。
勝手に命名して紹介したいと思います。(ゲーム内の名称ではありませんよ!)
イカれたメンバー(敵)を紹介するぜ!
後ろからこっそり攻撃してくる!
弓タイプ

「俺の後ろに立つな」
スナイパータイプ

「まっすぐ自分の言葉は曲げねぇ。」
忍者タイプ

急にバーが上から降ってくる!
音ゲー風タイプ

連戦を強いられる手ごわい相手!
ボスタイプ

「いっちょやってみっか!」
ボタン連打タイプ

などなどいろいろな敵が登場してアクセントになっています!
ステージ数600以上の大ボリューム
本作のストーリモードはステージ数が600以上用意されています。
ステージは枝分かれしていて、難しいステージはクリアしなくても大丈夫なように配慮されていると感じました。

僕は本作を1年ほど前に購入して、ほかのゲームの合間や寝る前の少しの時間などにちょこちょこプレイしていましたが、まだ全ステージをクリアしていません。
更に、1つのライフでランダムに構成されたステージをクリアしていく「ローグモード」や


画面の半分が猫で見えなくなる「こらルカやめなさい!モード」など


ストーリーモード以外も用意されています!
全部クリアするのはいつになるのだろうか……。
気になった点
長時間プレイは飽きてしまう
いきなり良かった点から矛盾してしまいますが、シンプル操作なので長時間プレイはさすがに飽きます。
一気にクリアまでプレイするタイプのゲームではなく、空いた時間に少しずつプレイするゲームだと思います。
シンプルなので操作方法を忘れることが無いですからね!!
コントローラーの負担が大きい
本作はコントローラーの2つのボタンを酷使することになります。
Switchの場合は特に、ジョイコンでプレイしていると気になるかもしれません。
空いた時間にちょこっとプレイするゲームなので、携帯モードとの相性は抜群なんですが・・・
もしジョイコンの負担が気になる方はHORI製の「グリップコントローラー」がオススメです!
ジョイコンより安価で購入できるうえに、「握りやすい・ボタンが大きい・十字キーがある」などのメリットもあります!
ジャイロやHD振動などの一部機能は搭載されてないので注意してくださいね。

レビューまとめ
- 2つのボタンのみで操作できるシンプルなシステム
- 飽きづらいように工夫されている
- ステージ数600以上の大ボリューム
- 長時間プレイは飽きてしまう
- コントローラーの負担が大きい
超シンプル操作なのでゲーマー向きのゲームではないかもしれませんが、格闘ゲームで全然コマンド入力できない僕としては、簡単にド派手なアクションができて楽しいです。
音ゲーのようなシビアな判定を求められないのも個人的にはうれしいポイントですね。
僕は本作の全体的に漂うシュールな雰囲気も好みです。

Switch版は1000円、PS4版は880円と手を出しやすい価格になってます。
ストレス発散できるゲームを探している人や、空き時間にプレイするゲームを探している人に特にオススメです!