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テップウ
ゲームとマンガとロックが好きなアラサー。
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【ネタバレなし】パラノマサイト FILE23 本所七不思議|ホラー苦手でも大丈夫?【レビュー】

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【ネタバレなし】パラノマサイト FILE23 本所七不思議|ホラー苦手でも大丈夫?【レビュー】

方向音痴ゲーマーのテップウ(@teppu_game)です!

今回紹介するゲームは『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』です。

いやー、ミステリーアドベンチャーに新たな傑作が誕生しましたね!マジでおもしろかったです!

「ホラー」「ミステリー」「群像劇」が好きなら、何も調べずに購入しましょう。

値段もお手頃だし、後悔しないはずだよ!

僕はニンテンドーダイレクトで本作の紹介映像を見たとき、「これはおもしろそうだぞ…!」とビビッときました。

しかし、ホラーが苦手なので最後までプレイできるか不安を感じていました。まあ、安いし怖くなったらやめればいっか!の精神で購入しました。

その結果、本当に買ってよかったと思ってます!

今回は主に、僕と同じくホラーが苦手で購入を迷ってる人向けに、ネタバレなしでレビューを書いていきます。ぜひ参考にしてください〜!

このゲームを簡単に説明すると?
  • 昭和後期の東京都墨田区を舞台としたホラーミステリーアドベンチャー
  • 突如呪いの能力を手に入れた者たちが、蘇りの秘術をめぐって呪い合いを始める物語
  • キャラクター視点で360°見渡すことができるポイントアンドクリック
目次

物語のあらすじ

舞台はオカルトブーム真っ只中な昭和後期の東京都墨田区。

ごく普通の会社員、興家 彰吾(おきいえ しょうご)が、オカルト好きな友人の福永 葉子(ふくなが ヨーコ)とともに、深夜の錦糸町公園にやってきます。

目的は、地元で有名な怪談「本所七不思議」と、それにまつわる「蘇りの秘術」の噂の調査です。

葉子の誘いで半信半疑でやってきた興家でしたが、呪いの能力を手に入れてしまいます。

時を同じくして、突如呪いの能力を手に入れた者たちが、それぞれの思惑を胸に呪い合いを始めてしまうのでした……。

良かった点

良質なストーリーとゲームシステム

ストーリーやゲームシステムについては、詳しいことは知らない方が絶対に楽しめると思うので、細かい感想は書きません。(め、面倒くさいからじゃないよ!)

10時間ほどプレイしてクリアしましたが、続きが気になる展開が続いて、中だるみすることは一切ありませんでした!

  • 謎解きミステリー
  • オカルト
  • 群像劇
  • 能力バトル

このようなワードにピンと来る人は間違いなく大好物です。買いましょう。

冒頭にも書きましたが、ミステリーアドベンチャー界の歴史に残る新たな傑作が誕生したと思ってます!

続編お待ちしてます!!

個性的なキャラクターたち

本作に登場するキャラクターは、個性的で印象に残るキャラばかりでした!

「蘇りの秘術をめぐって呪い合いをする」という恐ろしげな物語ですが、明るいキャラも登場します。

不気味な空気感に個性的なキャラクターが絶妙に掛け合わされていて、魅力的な世界観になっていると感じました。

各キャラが「呪い合いに参加する経緯や動機」をしっかりと掘り下げられているのも良かったです。

そして、個人的にイラストがめちゃくちゃ好みでした!立ち絵イラストは表情やポーズが豊富に用意されていて、キャラの個性を更に引き立たせます。

どことなく奇妙な立ち方

ミステリーなのでもちろん、「誰が黒幕なのか」を考えながらプレイすると楽しいですよ!

昭和レトロな演出

本作は昭和後期が舞台のゲームですが、昭和レトロな演出にこだわりを感じます。(昭和レトロの使い方あってるか心配)

画面全体にフィルターがかかっていて、古い映像を見ているような感覚になります。かといって、見づらいということは全くありません。

UIのデザインにもこだわっていて、メニュー画面がブラウン管テレビのようになっています。

一貫してレトロな演出になっているので、ゲームプレイ中に現実に引き戻されるということがありませんでした。

没入感がすごいよ!

BGMもレトロ感満載で、どこか懐かしい感じがします。

全体を通して、雰囲気作りを非常に大切にしていると感じました!

気になった点

既読スキップがない

本作は非常に完成度の高い作品で、正直気になる点がほとんど思いつきません。

強いてあげるとすれば、既読スキップ機能がないことが気になりました。

メッセージスピードをあげることはできますし、ある程度ストーリーチャートの途中から再開することもできます。それでも何回か既読スキップが欲しいと思った場面はありました。

ここまで親切に作られたゲームなのに、なぜ既読スキップだけないのだろう?という、本作の七不思議の内の1つです。(1つしかないけど…!)

2023/7/29追記
Ver1.1のアップデートで、早送り機能が追加されました。
マジで非の打ち所がないゲームに……!

ホラー要素について

ホラーが苦手な人向けに、本作のホラーがどれくらいのレベルなのかを主観で書いていきます。

ホラーが得意な方は何も知らずにプレイしたほうが楽しめると思うので、読み飛ばしてください!

僕はゲームや小説など媒体を問わず、ホラーは大の苦手です。

ホラー映画を観に行くことは一生ないと断言するレベル

そんな僕でも、パラノマサイトは最後までプレイすることができました。

本作はホラーよりもミステリー要素のほうが圧倒的に割合が高いです。

ただし、もちろんホラーシーンはいくつかあります。特に序盤はホラー要素のほうが強いです。

急に恐ろしい絵とともに大きな音が鳴ってびっくりさせる演出(ジャンプスケア)も何回かあったので、苦手な人は覚悟が必要です。

なんとなく「ここでジャンプスケアが来そうだな」という感じは分かるので、音を下げて目を薄めれば対策できます。

一番怖かったのは、キャラクター視点で360°動かせるパノラマ式の背景と、ホラー要素の融合でした。(パノラマとパラノマごっちゃになるよね!)

例えば序盤のこのシーン、視点を操作して後ろを振り返る必要があります。怖すぎません…?(僕はもちろん目を薄めました)

序盤で早くも心が折れかけた思い出

ホラー要素の強い序盤さえ乗り切れば、個性的で明るいキャラクターも出てきますし、ミステリーがどんどんおもしろくなります。

ミステリー好きであれば、ホラーが苦手という理由でプレイしないのはもったいない作品だと思います!

レビューまとめ

非常に評判が良かったのでハードルをあげてプレイしたのですが、期待以上の作品でした!ネタバレ防止のために多くを語れないのが残念です…!

ここまでアドベンチャーに熱中したのは、「428 〜封鎖された渋谷で〜」以来かも!

ホラー要素はありますが、あくまでもメインはミステリーです。ホラーが苦手でも、覚悟を決めてプレイする価値があります!

タイトルに「FILE23」とついているので、シリーズ化も考えられているようです。FILE1〜22も作ってほしい〜!

気になった方はぜひ、これ以上は何も調べずにプレイしてみてね!

\ ゲームのレビュー記事を多数書いてます /

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