MENU
目次
テップウ
ゲームとマンガとロックが好きなアラサー。
好きなゲームジャンルは、ローグライク/メトロイドヴァニア/サウンドノベル。
方向音痴でゲーム内でよく迷子になる。
ラスボスは砂漠ステージ。
Amazon タイムセール会場はこちら!

『Bug Fables~ムシたちとえいえんの若木~』評価・レビュー|マリオストーリー!?いや、ほっこりムシストーリーだ!

当ページのリンクには広告が含まれています。

方向音痴ゲーマーのテップウ(@teppu_game)です!

みなさんは『Nintendo Switch Online + 追加パック』の『マリオストーリー』をプレイしましたか?

間違いなく名作ゲームですよね!

今回は『マリオストーリー』をとことんオマージュしたゲーム 『Bug Fables(バグ・フェイブルズ) ~ムシたちとえいえんの若木~』 を紹介したいと思います。

こちらの画面をみてください。めちゃくちゃ似てますよね……。

しかし、ただマリオストーリーをマネしたゲームではなく、独自の世界観とシステムをプラスしてマリオストーリーの経験者も未経験者もどちらも満足できるゲームになっています!

このゲームを簡単に説明すると?
  • ムシたちが生活する大陸「バグアリア」をめぐるアドベンチャーRPG
  • 王道ながらも心温まるするストーリーと、ムシが苦手でも安心なビジュアル
  • マリオストーリーの戦闘をさらに発展させたバトルシステム
目次

良かった点

ムシが苦手でも大丈夫!かわいいキャラクター達

僕はムシが大の苦手で、『バイオハザード2』のクモが恐すぎて途中で詰んでしまったという苦い経験があります……。

このゲームもタイトルに「ムシたち」とついてるからには、さぞかしムシだらけのゲームなんだろうとビビり散らかしていました……。

まあ実際ムシだらけのゲームだったわけですが、このゲームはキャラクターがデフォルメされていてみんなかわいいんです!

現実もこうなってほしいですね(泣)

主人公はカブトムシの「カブ」(左)、ガの「リーフ」(中央)、ミツバチの「ヴィー」(右)の3匹です。

個人的な押しキャラはヴィーかな~~~

みんなかわいいんだけどね!

懐かしのマリオストーリーをとことんオマージュ

本作は絵本やペーパークラフトのような世界観から、バトルシステム、謎解き、料理の作り方までとことんマリオストーリーをオマージュしています。

あれ?マリオがいないマリオストーリーの続編かな?と思えるほど似ています。

本家ペーパーマリオシリーズのジャンルが、Wiiの『スーパーペーパーマリオ』以降「RPG」から「アドベンチャー」に変更になってから「アドベンチャーもいいんだけどまたRPGがやりたいんだよな~」という声も多くありました。

本作を制作した方々もきっと同じ気持ちだったのだと思います。

開発はパナマのメーカーなんですけど、マリオストーリー愛がひしひしと伝わってきてうれしくなりますね!(パナマどこよ!と言ってはいけません。

シンプルながらアクション制の高いバトルシステム

本作のバトルシステムは、シンプルなターン制バトルにアクションを加えたものになっています。

タイミングよくスティックをはじいたり、カーソルに合わせてボタンを押したりなど、直感的で分かりやすいアクションになっていますよ!

アクションが成功して大ダメージを与えられたり、逆にガードに失敗して大ピンチになったりと、最初から最後まで手に汗握る戦闘が楽しめました!

ダメージ計算は「攻撃力ー防御力」というシンプルなものになっていて、ダメージ量はだいたい1ケタ代になっています。

ファイアーエムブレムで計算ミスってよくユニットを亡きものにしていた僕の脳にも優しいシステムですね!

マリオストーリーと違う点としては、ストーリーの序盤を超えたあたりでパーティーが3人に増えます。

それぞれ得意分野が違っていて、例を挙げると、カブでは攻撃が届かないけどヴィーの遠距離攻撃なら倒せるといったことも多々あります。

「かんさつ」というコマンドで敵の情報を調べると、ちゃんとヒントを出してくれるから安心です。

ちなみにこの観察コマンド、なんと使うキャラクターによって全てテキストが変わります。

単純に敵キャラクター×3倍分のテキストが用意されているってことですね!

他にも、ターンを味方に譲れたり、1ターンに複数回行動すると攻撃力が1ずつ低下していったりと、マリオストーリーとは異なる面白いシステムがちょくちょくありました、

王道ながらも心温まるストーリー

本作は基本的には王道なストーリーなんですけど、子供にも大人にもお勧めできる心温まるストーリになっています!

主人公3匹それぞれにスポットが当たる話があって、みんな大好きになること間違いなし!

また、このゲームはテキストのボリュームがものすごいのも特徴です。

エリア内やNPCの近くなどで「-ボタン」(switch版)を押すと、主人公たちの会話が楽しめます。

同じ場所でもストーリーの進み具合で会話が変わっていることに気づいた時にはびっくりしました!

聞き逃した会話もたくさんあるんだろうな~

テキスト以外にも、サブクエストが大量に用意されていたり、ストーリーと関係ないサイドボスが15匹も用意されていたりと、とにかく大ボリュームのゲームになってます

本作は、ラスボス倒したあと直前のセーブポイントに戻されるなんてことはなく、ラスボス撃破後もがっつりとやりこみを楽しめますよ!!

気になった点

最近のゲームに比べると少し古いゲームシステム

N64のマリオストーリーをオマージュしているためか、最近のゲームに慣れた人だと、少し煩わしい部分があるかもしれません。

例えばセーブがいつでもできなかったり、アイテムの持てる数が少なかったりします。

黄色いオブジェクトがセーブポイント

セーブポイントは要所要所に設置されているし、アイテムの持てる数も後から増やせるのでそんなに大した問題じゃないですけどね!

忙しい人は、いつでも中断スリープができるswitch版をオススメします!

レベルが早めにカンストしてしまう

これはプレイスタイルにもよると思いますが、僕の場合はラストダンジョン中にレベルがカンストしてしまいました。

カンスト後は雑魚敵を倒すメリットがほとんどなくなってしまいます。

僕はラスボスを倒したあとドドーンと経験値をもらうのが好きなタイプの変態なためちょっと寂しいです……。

しかし、ゲームバランスを保つためには仕方がなかった気もしますね!

方向音痴でも問題なく遊べる?

本作は基本的には次の目的地が分かりやすいようになっていて、おおざっぱではありますが地図も存在します。

ダンジョン内も何か目印があって、迷いづらいようにつくられていると感じました!

しかし、方向音痴の宿敵、砂漠ステージは出てきます。

砂漠で敵のアジトを探す場面では、さんざん迷って心折れそうになりました。

それでも面白さが勝ってちゃんと最後までプレイできました!

あとはサブクエストも大量に用意されているのですが、依頼主の場所は地名だけ表示されていて、あとは自力で探さなければいけません。

僕はサブクエスト自体よりも、依頼主を探すほうが時間がかかりました。。。

方向音痴ではない皆さんは問題なくプレイできると思うので安心してくださいね!!

レビューまとめ

良かった点
  • ムシが苦手でも大丈夫!かわいいキャラクター達
  • 懐かしのマリオストーリーをとことんオマージュ
  • シンプルながらアクション制の高いバトルシステム
気になった点
  • 最近のゲームに比べると少し古いゲームシステム
  • レベルが早めにカンストしてしまう

心温まるストーリーとシンプルながらアクション制の高いバトルシステムで、幅広い年代におすすめできる傑作でした!

NPCも個性的なキャラクターが多いから、きっと推しキャラが見つかるはずです。

本作の発売直後のレビューを見ていると、パズルの操作が難しいと記載されていることもありますが、アップデートでだいぶ改善されています。

難易度は、ノーマルだとおそらくほとんどの人がクリアできるレベルですが、歯ごたえのあるハードモードも用意されているので、RPGが得意な人にもオススメできます!

ペーパーマリオはやっぱりRPGも良かったな~と思っているそこのあなたにオススメです!

\ ゲームのレビュー記事を多数書いてます /

目次