方向音痴ゲーマーのテップウ(@teppu_game)です!
今回紹介するゲームは『Risk of Rain Returns』です。
ローグライトアクションの黎明期に発売された『Risk of Rain』のリマスター版となります。
グラフィックの向上だけでなく、キャラが増えたりバランス調整されたり、いろいろパワーアップしているらしい!
ちなみに、僕はリマスター元の『Risk of Rain』は、気になってはいましたがプレイしたことはありません。(日本語対応してないとプレイできないマンです。)
続編である『Risk of Rain2』は、Switchで50時間ほどプレイしています。
『Risk of Rain 2』との比較を交えながら、本作のレビューをしていきます!
ゲーム概要
もし『Risk of Rain 2』をプレイしたことがある場合は、ゲームシステムはほぼそのままで、3Dから2Dになっただけだと思ってください!
生存者(操作キャラ)や敵も共通してて、2Dだとこうなるのか~とちょっと感動するよw
『Risk of Rain 2』をプレイしたことがない人向けに、簡単にどんなゲームなのかを説明します。
本作は、ランダムに生成されるステージを踏破していくローグライト2Dアクションシューティングゲームです。
画面中央に、スマホからだと見えないんじゃないか?ってくらい小さく表示されているのが、操作キャラクターである「生存者」です。
敵キャラが無限に湧いてくるので、倒したり逃げたりしましょう。敵を倒すとお金と経験値がもらえます!
フィールドには、アイテムボックスがランダムで配置されています。お金を消費してアイテムをゲットすることができます。
アイテムは何個でも持てるよ!
フィールドのどこかに配置されている「テレポーター」を起動すると、ボスが出現します。
ボスを倒して一定時間経過すると、次のステージに移動できます。
ざっくりまとめると、「フィールドを探索しながらアイテム収集→テレポーターの起動→ボスを倒す→次のステージへ」という流れを繰り返して、どこまで生き延びれるかっていう感じのゲームです!
良かった点
リスクとリターンの駆け引きが楽しい
カービィやスマブラの生みの親で有名な桜井政博さんが、ゲームの面白さは「かけひき」及び「リスクとリターン」と定義されていましたが、本作は常にリスクとリターンを考えながらプレイすることになります。
本作の一番の特徴として、時間が経てば経つほどゲームの難易度がどんどん上がっていきます。
難易度が上がると、敵がものすごい物量で押し寄せてきたり、ボス級の敵が通常湧きしたりします。
本来であればフィールドをくまなく探索して、アイテムをすべて回収してからボスに挑みたいところですが、探索している間にどんどん難易度が上がってしまうのです。
プレイ中は常に時間に追われることになるよ!
アイテムを集めるとプレイヤーは強化できるけど、時間が経てば敵も強化されてしまう、、、うーん、なかなか悩ましいですよね……!
早めにテレポーターを起動して、ボスを倒した後の待ち時間でアイテムを回収するのが一番効率的だと思います。
つまり、「アイテムが揃っていないうちにボスと戦う」というリスクはあるけど、「時間を短縮して難易度の上昇を抑えることができる」というリターンがあるわけですね!
本作にはもう一つ、「山のチャレンジ(祭壇)」というめっちゃ分かりやすいリスクとリターンがあります。
フィールドに設置されている山のチャレンジを起動すると、テレポーターを起動したときに出現するボスが増えます。
複数のボスと戦うのは相当なリスクですが、ボスはレアなアイテムをドロップする確率が高いので、リターンも大きいです。
この他にも、本作にはリスクとリターンの駆け引きをする要素が多数盛り込まれています!
Risk of Rain 2と同様に、リスクとリターンの駆け引きを楽しめたよ!
アイテムもりもりで暴れるのが楽しい
本作は、最初に4つのスキル(攻撃スキルや回避スキルなど)を選択して出撃します。その後、プレイ中にスキルが変更されることはありません。
その代わり、アイテムを集めるとキャラクターがどんどん強化されていきます。
同じアイテムを複数集めると、効果が重ね掛けされます。
例えば、ジャンプ回数を増やすアイテムを10個集めると、11段ジャンプができるようになります。(ほぼ飛んでるようなもんですね!)
同じアイテムが出てもガッカリしないし、むしろうれしいよ!
アイテムをたくさん集めると目に見えてキャラクターが強化されるので、めっちゃ楽しいです!
なお、ローグライトゲームなのでもちろん、ゲームオーバーになってもゲームクリアしても、集めたアイテムはすべてロストします。しょうがないね!
ロードが爆速でリトライがサクサク
本作は高難易度ローグライトアクションです。
慣れないうちは、一番低い難易度(小雨)でプレイしても、訳も分からず即ゲームオーバーになってしまうと思います。
ロードがクソ重だと数回プレイして心が折れそうですが、本作は爆速でリトライできるので、「もう1回だけチャレンジしよう!」という気持ちになります。
そして気づいたら数時間……
筆者はSteam版をROG Ally(ハイスペックなポータブルゲーミングPC)でプレイしましたが、2Dゲームなので他の環境でプレイしてもロードは早いと思います。
操作キャラの種類が豊富
本作は操作キャラ(生存者)が15種類も用意されています。(2023年11月時点)
最初は「コマンドー」と「ハントレス」の2種類しか選べませんが、条件を達成するとアンロックされていきます。
アンロックの条件は一部の生存者を除いて、そんなに難しくありませんでした。
ちなみに、初期から選べる「コマンドー」と「ハントレス」がめっちゃ使いやすいので、アンロックに自信がない人も安心してくださいね!
気になった点
3Dプリンターが登場しない
『Risk of Rain 2』に登場した「3Dプリンター」が、残念ながら本作には登場しません。(2023年11月時点)
3Dプリンターがどんなものなのか簡単に説明すると、手持ちのアイテムをランダムに消費して、特定のアイテムと引き換えることができるオブジェクトです。
Risk of Rainではたくさんの種類のアイテムを集めるよりも、同じアイテムを大量に集めた方がトガッた性能になっておもしろいんです。
それを簡単に実現できる「3Dプリンター」はマジで神オブジェクトでした。
アップデートで追加されますように!
トライアルの難易度が高すぎる
本作にはこれまで説明してきた通常モードの他に、「トライアル」というゲームモードが用意されています。
トライルはリマスターで新たに追加されたモードの様ですが、通常モードを低難易度でプレイしている僕にとっては、難しすぎて正直おもしろくありませんでした。
特定の条件で、時間内に敵を倒したり、ゴールを目指したりするモードなのですが、条件や時間がめっちゃシビアに設定されています。
トライルが通常モードに影響しないおまけのモードだったら良かったのですが、トライアルをクリアしないとアンロックされないアイテムが存在します。
通常モードを100%楽しむためには、トライアルの苦行をするはめに……
僕がアクションが下手なだけなのかなとも思いましたが、Steamのレビューでもトライアルはボロカスに叩かれてました……w
もしかしたらアップデートで、トライアル以外でアイテムをアンロックする方法が追加されるかもしれません。
方向音痴でも問題なく遊べる?
本作は「方向音痴でも問題なく遊べるか」について解説します。方向音痴ではない方は飛ばしてくださいね!
『Risk of Rain2』は面白いゲームでしたが、方向音痴にはめちゃくちゃ厳しいゲームでした。
プレイ時間の大半は、テレポーターを探せずにフィールドをさまよってる時間だったと思います……。
本作の場合は、マップが2Dで左右上下にしか移動できないので、ほとんど迷うことがありません。(それでも3回くらい迷子になったのは内緒……。)
僕のような極度の方向音痴でなければ、迷子になることはまずないでしょう!
ローグライトゲームだから、最悪迷子になってもゲーム自体が詰むことはないよ!(次回のプレイではマップが変わってるからね!)
まとめ
リマスター元はローグライトアクションの黎明期に発売されたゲームですが、今プレイしても全く色あせないゲームシステムだと感じました!
時間が経過すると難易度がどんどん上がっていくことによる、リスクとリターンの駆け引きが素晴らしいです。
ただしトライアル、テメーはダメだ
トライアルの難易度の高さが非常に残念なポイントではありますが、アイテムのアンロックを気にしなければ、通常モードだけでも値段以上に十分楽しむことができます。
ちなみに、僕はぼっちゲーマーなのでソロプレイしかしていませんが、マルチプレイにも対応しています。フレンドとプレイしたらめっちゃ盛り上がりそうですね!
気になった方はぜひプレイしてみてください!
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