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テップウ
ゲームとマンガとロックが好きなアラサー。
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【クリア後レビュー】Sea of Stars|90年代の名作JRPGのエッセンスが詰め込まれた新作RPG

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【クリア後レビュー】Sea of Stars|90年代の名作JRPGのエッセンスが詰め込まれた新作RPG

方向音痴ゲーマーのテップウ(@teppu_game)です!

今回紹介するゲームは『Sea of Stars』です。おそらく、普段インディーゲームをプレイしない人の目にも留まるような、2023年の大注目RPGですね!

『クロノトリガー』や『マリオRPG』などの、90年代の名作JRPGのエッセンスが多分に盛り込まれていて、「こんなRPGを待っていたんだよ!」という作品になっていました!

その反面、若い世代も同じくらいの熱量で楽しめるかな?と考えると、少し首をかしげてしまうかもしれません。

新作ゲームだけど、思い出補正があるイメージ……!

この記事では、『Sea of Stars』をストーリークリアまでプレイした感想を、ネタバレなしで書いていきます。ぜひ参考にしてください!

目次

良かった点

緻密なドット絵

本作をプレイして一番感動したポイントは、超緻密なドット絵です。

ドット絵を描ける人がどんどん減ってしまっていると言われているこの時代に、ここまでクオリティの高いドット絵のゲームをプレイできることに感謝ですね!

『オクトパストラベラー』などで実装されているスクエニの「HD-2D」も、ドット絵の新しい形として素晴らしいですが、エフェクトなどを使用しない直球シンプルな『Sea of Stars』のドット絵は、やはりグッと来るものがあります。

オクトパストラベラー2
Sea of Stars

すごい労力がかかるはずなのに、妥協が一切感じられない……!

例えば足場の下に眠る巨大なドラゴン。こんなのワクワクしないわけがないですよね!

実際足場にドラゴンいたらビクビクだけど

キャラクターの表情やアニメーションも豊富に用意されています。コミカルなアニメーションもあり、キャラクターが生き生きとしています!

ウフフ!
ざわ…ざわ…
ざわ…ざわ…

そんなドット絵が素晴らしい本作ですが、たまにアニメーションムービーが挿入されます。ドット絵ゲームのアニメって、なんだかめっちゃテンション上がりませんか?

ダブル眼帯……!?

このキャラこんなデカかったんだ〜みたいな発見があるのも好き

耳に残るBGM

90年代の名作RPGは、BGMも名曲揃いでしたよね!

僕はクロノトリガーのBGMが特に大好きで、今でも定期的に聞きたくなっちゃいます。

『Sea of Stars』も、名作RPGに負けず劣らず耳に残る名曲が多かったです。

それもそのはず、クロノトリガーの楽曲を手掛けた光田康典さんが、本作に曲を提供しているんです!

初めて聞く曲なのに、なぜか懐かしい気持ちになる曲が多かったです!

移動が楽しい

RPGの移動って正直めんどくさいですよね……!

本作は移動を退屈させないよう、様々な工夫がされていると感じました。

前述した通りドット絵が緻密な本作ですが、光や水の表現も非常に美しいです。ドット絵好きとしては、景色を見ていて飽きません。

離れた足場でボタンを押すとジャンプしたり、段差の前でボタンを押すとよじ登ったりと、パルクール的なアクションがあります。

マリオRPGのようにシビアなアクションではなく、吸い付くように着地してくれるのでストレスはありません。さらに、ゲームを進めると移動アクションがちょっと増えます!

また、『Sea of Stars』の世界は、いたるところに小鳥が止まっていて、近づくとバサバサバサと飛んでいきます。これがちょっと気持ちいいです。

どこかの勇者と違って鳥はいじめないよ!笑

名作のいいとこ取りなバトルシステム

本作は『クロノトリガー』と『マリオRPG』のシステムを取り入れて、更に独自の要素をプラスしたようなバトルシステムになっています。

フィールド上に敵が生き生きと動いていて、接触するとシームレスに戦闘が始まる感じは、めっちゃクロノトリガーです!

敵の背後から接触したり、移動アクションを当てたりすると先制攻撃をすることができます。そこはマリオRPGっぽいですね!

戦闘はターン制になっています。クロノトリガーのようなアクティブタイムバトル(ATB)ではないので、焦らずじっくり作戦を練ることができます。

マリオRPGのように、タイミングよくボタンを押すことで与えるダメージが増えたり、受けるダメージを減らしたりすることができます。

アクション要素のおかげで、戦闘に緊張感があります!

攻撃時は比較的成功しやすいのですが、敵の攻撃はタイミングを掴むのがなかなか難しかったです。同じ攻撃を何回か受けているうちに、慣れていく感じでした。

キャラクターと一緒に自分も成長している感じがするね!

通常攻撃でMPが回復するので、他のRPGではMPを節約してあまり楽しめない僕も、本作は気軽にMP消費技(スキル)を使うことができました。

クロノトリガーの「連携技」のような、キャラクターが同時に行動する「コンボ技」もあるのですが、こちらはMPではなく専用のゲージが用意されています。

序盤からめっちゃお世話になるコンボ技

戦闘開始時はゲージがゼロからスタートするので、コンボ技も節約することなくガンガン使うことを推奨するようになっています!

他にも、攻撃できる箇所が複数用意されてるボスがいたり、近くの敵にまとめてダメージを与えられる範囲攻撃があったりと、クロノトリガーを思い出す要素がいくつかありました。

本作独自の要素としては、敵がスキルを詠唱している間に、敵の頭上に表示される属性の攻撃を与えると、技を弱体化させたり、キャンセルさせたりすることができます。

ただ強力な技を連打するだけでなく、属性を考えて戦う必要があるので、バトルが単調になりすぎずおもしろいシステムだと思いました。

キャンセルを狙おうとすると、ちょっとしたパズル感覚でおもしろい!(正解がない場合もあるけど)

以上のように、本作のバトルは名作RPGのいいところをミックスしていて、楽しませようとする工夫を随所に感じるのですが、惜しいと思ったところもいくつかありました。気になった点として後述したいと思います。

難易度を細かく調整できる

本作はイージー・ノーマル・ハードのような難易度調整はありませんが、秘宝というアイテムを入手すると、細かく難易度を調整することができます。

秘宝の効果の一例
  • 戦闘後にHPがオート回復する
  • 受けるダメージが30%減少する
  • スキル詠唱中の敵のダメージ体制を20%下げる

秘宝の効果はいつでもオン/オフができて、オンにしてもデメリットはありません。

ゲームを進めると、入手できる秘宝の種類が増えていきます。入手方法も簡単なので、RPGが苦手な人でもクリアできるように配慮されています!

秘宝が武器や防具より安く売ってる世界観……!

90年代のJRPGの要素がもりだくさん

釣り!料理!キャンプ!めっちゃ気合の入ったミニゲーム……!

90年代のJRPGの要素がたくさん詰め込まれています!

画面を見ただけでワクワクするミニゲーム

90年代のJRPGはこんなんだったな〜と、プレイしていて懐かしくなりました!

気になった点

バトルに飽きてきてしまう

良かった点に記載した通り、本作は名作JRPGのいいとこ取りなバトルシステムになっていて、中盤まではめっちゃ楽しめたのですが、残念ながら僕は途中で少し飽きてしまいました。

飽きてしまった理由は、主に以下の3つだと思います。

  • スキルをあまり覚えない
  • レベルアップの効果を感じづらい
  • 敵の攻撃モーションが長め

スキルを思った以上に覚えず、敵に与えるダメージもあまり増えないので、代わり映えしないバトルが続きます。

しかも「逃げる」コマンドがないので、敵と接触したら必ず戦闘しなければなりません。そのせいもあり、戦闘が億劫に感じてしまう場面もありました。

レベル差がある場合に、触れただけで敵を倒してくれるシステムが採用されていればうれしかったです。

なお、あくまで僕は途中で飽きてしまっただけで、最後まで戦闘を楽しめた人も多いみたいですよ……!

僕がせっかちおじさんになったのが一番の理由かも……。

うまい感じに飽きてきたころに新キャラが加入するので、後半ずっと飽きっぱなしということにはなりませんでした。

王道なストーリー

本作のストーリーはめっちゃ王道です。本作をプレイする人のほとんどが、「これでいいんだよ」と満足すると思います。(一部意外な展開もありました!)

ただ、クロノトリガーに匹敵するスケールと感動を期待していた僕としては、もう一歩だと感じてしまいました。

僕がハードルを上げすぎただけだね……!

ストーリーはもう一歩だと感じましたが、登場するキャラクターは「お料理戦士ガール」をはじめ、個性的で印象に残るキャラが多かったです!

めっちゃ陽キャなお料理戦士

・・・お料理戦士ってなに……?

あと、意図的なのかは分かりませんが、シュールな笑いがあるシーンが多めでした。個人的にここはめっちゃポイント高い!

シュールな「…」の顔

これからプレイする人へのアドバイスとして、ストーリーをテキトーに流し見してると用語が分からなくなって、置いてけぼりになってしまうので注意してください!

方向音痴でも問題なく遊べる?

本作は「方向音痴でも問題なく遊べるか」について解説します。方向音痴ではない方は飛ばしてくださいね!

本作のストーリーは基本的に一本道だったので、迷子になることはありませんでした。

途中で船を手に入れるのですが、船アレルギーがある僕(ドラクエで船を手に入れると詰む方向音痴)でも、迷子になることはありませんでした。

迷子にならなかった理由は、地図に分かりやすく次の目的地が星マークで表示されるからです!

星マークと交互に点滅して、現在地も表示されます

マジ神

寄り道せずストーリークリアをする分には、方向音痴でも迷子にならずにプレイできると思います!

レビューまとめ

90年代の名作JRPGへの愛が随所に感じられて、プレイしていてうれしい気持ちになりました。

特に『クロノトリガー』が好きな人は、懐かしみながらプレイできると思います!

思い出補正が無い若い世代からは「古いゲーム」と感じてしまうかもしれませんが、逆にこのゲームを機に、レトロゲームに興味を持つ人が増えたらうれしいですね……!

バトルシステムに関して一部気になるところはありましたが、これほどまでの緻密なドット絵のゲームは貴重なので、ぜひ感動を味わってみてほしいです!

次回作にも期待したいね!

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